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国際結婚: 結婚して初めて知った驚きの異文化!

大概のことにはびっくりしませんでしたが、さすがに靴を洗濯機で洗った嫁さんには参りました。思いっきり掘り込んでました。さすがにこれにはびっくりしました。まぁ、でも、服と一緒に洗わなければ、たいした問題でもないですよね・・・

というか、家に土足で上がる文化なのですから、洗濯機で靴を洗っても問題ないですわな・・・思わず突っ込んだ私に、「何を言うとんの?」っちゅう感じで「当たり前やん」的発言をした嫁さんだったのでした・・・

文化が違っても関係ないことがある・・・

コロラドの旅はドでかいアメリカの違った一面を見せてくれました。しかし、それだけではなく、嫁さんの家族と丸々1週間寝食を共にして、嫁さんの家族の色々な面にも接することができました。

嫁さんの家族は、インディアナから出たことのない家族です。チャキチャキのアメリカ育ち。だから、私が入ったことによって、異文化に初めて触れたといっても過言ではありません。

その家族と一緒にいるとたまにふと異文化の話になります。それは日本とアメリカの違いだけではなく、私が6年間いたニュージーランド、2年いたグァテマラなど様々な文化の違いの話をします。

義父と何かの話をしていました。文化のことだったと思うのですが、ビールを飲みながら話していました。

そして、ふと義父が、

「Even if we have different cultures, some things are the same. (文化が違っても、共通する事もある。)」

一呼吸をおくように、笑みを浮かべて私をじっと見ていました。

「Hard working…(一生懸命に働く(何かをする)こと)」

私は大きくうなずきました。文化が違っても、一生懸命に何かをすることは同じです。文化背景は関係ありません。そして、義父は続けて、

「You are a hard working person, Hiro. That is why my father likes you.」

(お前は、一生懸命な奴だ、ヒロ。だから、俺の親父はお前のことを気に入ってるんだ)

面と向かってこういうことを言われ、「Thanks」といって思わずうつむきました。そして、続けて、義父は、

「He can tell that you are a hard working person because he was, even though you and my father doesn’t share the same culture.」

(俺の親父も一生懸命だったから、お前が一生懸命な奴ってことがわかるんだよ。同じ文化を共有してなくてもね。)

そう言ってまた笑顔を作りました。

義父のお父さんは、第二次世界大戦経験者です。パールハーバーに出撃する前に、糖尿が発覚。出兵することはなかったのですが、日本人には良い印象を持っていませんでした。

しかし、孫の結婚する相手が日本人とわかってから、そのわだかまりもなくなったのだと思います。無くなってはいなかったかもしれません。私たちの前では出さなかったのかもしれません。

結婚式場では、一言、「Welcome to the family」と言ってくれました。また、最近、入院先の病院から一時退院した時に、義父のお父さんの所に会いに行った時は「Good to see you here. Good to have you here. (よく来てくれたな。会えてうれしいよ」と初めて言ってくれました。

その義父のお父さんが、アメリカ時間の7月13日に亡くなりました。トウモロコシ畑に囲まれた、インディアナの片田舎で生まれ育ったタフなHard Worker(ハード・ワーカー)だった爺さん。

古きアメリカを知り、日本との戦争を経験し、そして、孫の婿は日本人。最後までまともに話はしませんでしたが、義父の言葉で身近に感じて2日後の訃報でした。

爺さん、お疲れさんでした。安らかに眠ってください。

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