Category Archives: 文化

グァテマラより帰米

月曜日に帰ってきて、その次の日には風邪を引いてしまいました。

おっさんになって体が弱ったのか、アメリカの風土が合わないのかは不明ですが、なんか、思いっきり怪我や病気をしまくっています。

さて、そんなことより、グァテマラは変わっていませんでしたね、あまり。あっ、空港が工事中でした。で、とても使い勝手が悪かったです。なんでも、中米No.1の空港にするとか・・・帰りは朝4時入り。しかし、6時半まで、飲み物も食べ物も買えず・・・

まじっすかぁ~ってなことでしたが、そこがグァテマラです。ハイ。

 

さて、今回は剣道の指導で参りましたが、グァテマラをご存じない方に写真を。













各写真に説明をつけていますので、それを見ていただきたいのですが、グァテマラという国は非常に貧富の差が激しいです。もっとも、人口の80%が純粋なマヤ民族。彼らは私たちのような生活をしていません。ですので、所得も低いです。

お金という数字で表せば当然彼らの所得は低いですが、それだけで比べてよいのか?それは発展途上国で生活をしたことがある人間だと疑問に感じるんですよね。

このブログのスペースだけで、しかも言葉で表すのは本当に難しいですが、グァテマラには複雑に入り組んだいろいろな社会が存在しているように見えます。これは7年前と変わらなかったです。

あまりまとまりがないですが、スペイン語を習うならグァテマラのはっきりとした発音がよろしいかと思います。本国スペイン語から見たらちょっと違うかもしれませんが、ほかのスペイン語よりは聞き取りやすいと思います。個人的意見ですが・・・

だからこそ、国際人が必要!

debito.org ? Blog Archive ? “GAIJIN HANZAI FILE” pubs spectre of evil foreign crime

外国人が増えるのは仕方がない。日本は魅力のある国だって言う証拠。そして、そればグローバル化ということ。国境という壁は、どんどん低くなって、海外に行く日本人だって多くなってきている。嫌い合うより、共存を選んだ方が、お互いのためになる。

外国人の犯罪が増えているのは外国人が多くなってきたからでしょう。だからこそ、今、本当の意味での国際人が要求されるのではないか?

日本のルールに従うのは当たり前。しかし、従わせるようにしているのか?説明をしっかりとしているのか?市町村レベルで行政は対処しているのか?

日本にいるなら日本の学校に通わせてあげればいい。しっかりと日本の教育を受けさせ、税金を払ってもらえばいい。日本のルールに従ってしっかりと受け入れる体制を整えれば、彼らも行き場を失うことはなくなる。

当然、もともと悪さをしようとして入ってくるマフィア系は別です。取り締まらなければならない。取り締まるところは取り締まる。そして、誰もが気持ちよく生活できる基盤を整える。

アメリカはそれをしようとして、こけ続けている。日本もこけるのか・・・そう考えるとぞっとしてくる。

つきはねるより、歩み寄る。そうでないと乗り越えれない問題だと思う。

 

剣道と英語

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今回はちょっと違った切り口で・・・

13連覇ならず・・・

2006年12月。

第13回剣道世界選手権が台北で行われました。
12回連続で優勝している日本。
13回目の優勝の夢は準決勝で見事打ち砕かれました。

決勝は韓国とアメリカで行われ、韓国の初優勝で幕を閉じました。
日本は準決勝でアメリカに負けました。
負けるなら韓国に負けると思っていたのですが・・・

こんな日が来るとは思っていました。
世界全体のレベルが上がり、過去数回の決勝で日本は韓国にギリギリで
勝っていたのです。

この負けは日本にとっては痛いでしょうが、これは日本が望んだ事なのです。
日本剣道界が世界を見始めた時点で、日本が敗れる道を選んだのです。

それが国際化ですね。

日本が敗れない唯一の方法、それは、世界進出をしないということだった
のですが、してしまった以上、この敗北はすでに予想されていたのです。

また、日本国内の全日本選手権でも連覇が難しい剣道の世界。
現在唯一2連覇を果たしているのは宮崎正裕先生のみ。
しかも、彼は2回(だったかな)連覇を果たし、合計6回の全日本優勝を果たしています。

剣道が世界選手権を開催して36年目にして日本の連覇が阻まれました。
それだけ剣道の普及が遅かったと言っても良いでしょう。

これから日本は日本らしい本来の剣道をしていって欲しいと思います。
それが文化を守るということだと私は思っています。

世界が剣道に求めるもの。それは強さだけではなく、その伝統を守った剣
道を披露する事だと思います。

これを英語にたとえて話しますと、

「英語は話せるけれども、友達がいない。」

要するに、英語が話せるからと言って外国に友達が出来るわけではないの
です。それは一つの要素として持っておいて有利にはなりますが、それが全
てではないですね。

英語を使ってあなたが何をしたいのか、これが、一番必要な事です。
あなたと言う人間を世界にアピールする事を始めた以上、あなたが好む、
好まないに関係なく、他の外国人と比べられます。

そこであなたに要求されるもの、それは、ただ単に英語能力ではないので
す。あなたと言う人間の中にある、伝統と文化。すなわち、人間性が問われ
るのです。

武徳会の剣道主任教授だった内藤高治範士が昭和天覧試合開催決定の
際に、「日本の剣道は滅びた」とおっしゃったと記録にあります。剣道は勝っ
た負けたを競うものではないと。

今回日本が負けたからと言って日本が弱いというわけではないでしょう。
先に書いたように、世界に剣道が普及してきたという事です。
喜ばしい事です。

英語もそうです。英語を話せる日本人が多くなってきました。
英語と言う技術を使いこなせる人が多くなってきました。
これからは中身(伝統、文化、人間性)の時代でしょう。

今回は日本の文化、剣道と英語の共通性を斬ってみました。

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海外生活12年の海外&留学マニュアル
2006年12月24日より抜粋