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自社サポートということはどういうこと?

留学未体験の人にとって、魅力的なことは何でしょうか?現地サポートの充実だと思います。海外は何があるかわからない。だからこそ、サポートという言葉の魔力に引き寄せられるのでしょう。

留学業界もその辺は良くわかっているので、自社現地サポートをかなり強調しています。ここで問題になってきているのは、実際に『自社』現地サポートが存在するのかどうかということです。

お答えします。あるともいえるし、ないともいえるのです。この自社という言葉の中に秘められているちょっとしたまやかしをご紹介しましょう。『自社=支社』では、ない ということです。

冷静に考えてみてください。留学会社は海外に支社があるような大企業だと思いますか?違いますよね?ですので、こういう風に考えます。*ただし当然例外があります。ある一定の場所に特化した留学会社なら当然支社があってもおかしくないです。

ですので、以下、3つの形態だと思ってもらって間違いないと思います。

・ 自社が本当に支社である場合。

・ 自社というのは、その留学会社のみと提携している現地の会社

・ 完全な委託。現地の会社は多数の留学会社と提携している。

「完全なる委託」の場合、日本の留学会社を通して現地入りまでが、おそらく、その留学会社の責任部分でしょう。現地入りすれば、委託している会社に任せっきり。問題があっても、日本の留学会社は、知らぬ存ぜぬになってしまう可能性があります。

さて、留学会社云々の前に、あなたが必要なサポートとは何でしょうか?どんなサポートがあるのか?ではなく、

「あなたに必要なサポートは何なのか?」

これが一番大事なのです。

この辺を一度良く考えてみてください。本書を見て自分で行動してみて、わからない時にどうすれば良いのか?そこで初めて、問題解決能力を鍛えることが出来るのです。

私が一番あってほしいサポート。それは、「病気になった時や大怪我した時にどのようなサポートをしてくれるか」だと思っています。

日本にいる時ならば、友達や親族に電話をすれば助けてもらえる可能性は高いでしょう。しかし、誰も知らないところへ留学して、親戚、友達もまだまだ居ない。ましてや、医学用語など全く分からない状態だったら・・・?

そういう時に迅速に対応してくれる会社ならば、サポートと言う面では、本当に価値があると思います。

私がアキレス腱を切った時は、留学2ヶ月目でした。日本語が話せるフラットメイトが居て、説明してくれ、ラッキーでしたが、後は全く分かりませんでした。

麻酔も全身麻酔なんて事は分からず、いきなり眠らされましたから (笑)今だから笑えますが、当時はかなりビビリました(^^;;

まず、サポートがあるなしではなく、また、どんなサポートをしてくれるのだろうかではなく、

「あなたに必要なサポートは何なのか?」

これを自分に問いかけてみてください。

現地サポートの見分け方

一番手っ取り早い方法。それは、現地に出向き、留学会社を通して現地入りした学生にインタビューを敢行すれば良いのです。

インタビューって言うのは大げさかもしれませんが、「私もあなたと同じ○○留学会社で留学しようと思ってるんですけど、現地サポートはどうですか?」で、大体分かりますね。

もちろん、一人だけではあまりにも少なすぎるので、同じ留学会社を通して現地入りした人間5人ほどに聞いてみましょう。2社、3社の留学会社からの留学生5人ほど。10人から15人ですね。

語学学校も2、3校下見するついでにそういうことをすれば、まず、留学会社選びで失敗する事はない。

そうなんです。20万円弱の下見旅行で無駄な時間とお金をかけずに済みます。せめて、ここくらいまでして欲しいと思います。

さて、一応、留学会社においてのやり取りの仕方を載せておきますね。しかし、これで100%見抜けるかといったら、そうでないことも付け加えておきます。

ホームステイの選び方

ホームステイの選び方は非常に難しいです。これはひとえに、語学学校の資料のようにホストファミリーの資料がないからです。しかし、どのようなホストファミリーと契約しているのかは気になりますので、留学会社提携のホストファミリーにしろ、語学学校提携のホストファミリーにしろ、現地斡旋会社のホストファミリーにしろ、そのホストファミリーの情報提示をしてもらうようにしましょう。

お金目的でホームステイ契約をしている家族もあるでしょう。これは事実だと思います。その辺をしっかりリサーチしたいです。こういった理由でホストファミリーの情報提示をお願いします。

ホストファミリーの情報を持っていないところとは、契約をしないほうが良いと思います。これはあまりにも無責任だと思います。

目的地に伝(つて)が無い場合の宿泊場所は、格安チケットで紹介しているホテル(アパート形式)やバックパッカーズしかないでしょう。

*バックパッカーズとは格安の宿のことです。バックパックを背負って旅をする人をバックパッカーといいます。

バックパッカーズは安いです。しかし、立地条件が悪い所では、安全に気をつけてください。仕方あがりませんので、次の宿(ホームステイやアパート)が決まるまで、しのいでください。ただし、「安かろう、悪かろう」は、海外では基本ですので、あまり安いところはやめておきましょう。

全体的に考えて、ホストファミリーは高くつきます。ホストファミリーが良い人達だと非常に思い出深い留学になるとは思いますか、はずれを引いてしまうと、最悪になってしまうので、ホストファミリーでの滞在は三ヶ月くらいにしておいた方がよいでしょう。

留学会社はぼったくり!?

留学会社は本当にぼったくりなのでしょうか?

通常、商売は仕入れ値に対して、平均粗利益率 (利益上乗せ率)が約30%となっています。

しかし、これを元々単位が違う留学に適応すると、たとえば、100万のプログラムがものが130万になってしまう。どう見てもぼったくりに見えてしまう。しかし、これは100円のものを130円で販売するのとなんら変わりないのです。

30円と30万では全く違います。しかし、%は何ら変わっていません。そこで、もっとつっこんでみます。

国には物価の高い国と低い国があります。たとえば、イギリスとニュージーランドでは物価は基本的に違います。イギリスの方がはるかに物価が高いです。そこで、イギリスの粗利益率を高くしてしまうと、プログラム自体が激高になってしまう。

だから、物価の安い国の粗利益率を上げることにより、平均粗利益率を上げているプログラムも存在しているわけです。

これがぼったくりにはいるかどうかです。

基本的に会社というところは、非営利団体では無いので、儲けを生まなければ存続できません。また、海外のやりとりなどをお客様に変わって行うわけですから、お金はある程度かかります。

留学会社を含む会社というところは広告を出します。たとえば、ヤフーなどでトップに掲載してもらうとなると膨大な金額を取られるということです。

会社というところは、利益を生まなければならないところですから、それなりの上乗せは必然的にあります。

あなたに必要な事は、会社側の価格設定をどうこう言うことではなく、本当にそれだけの価値があるかどうか見抜く目を養うことなのです。

参考に留学に実際にかかる費用を書いておきます。

「実際に留学にかかる費用は?」

海外生活に掛かった生活費(1年)は、学費(正規留学)込みで

ニュージーランド: 学費約60万+生活費約40万=約100万 

(1993~1999年平均 NZ$1=約¥60) 2006/03/06現在 NZ$1=約¥77.55。15円ほど我々には不利になっています。

アメリカ: 学費約40万+生活費約120万=約160万 (2005-2006)

* アメリカでの学費は、3分の2の学費免除だったので、1年で約40万になりました。そうでなければ、1年で学費は約120万になります。

* 生活費は食費、家賃、光熱費です。

これはルームシェアの場合です。ホームステイだともっとお金はかかります。

単純計算で、免除がなかったならば、アメリカでの生活には最低240万必要です。ビザ申請に必要な残高証明は300万あれば、問題ないでしょう。

海外生活でかかる費用は、為替によって変動するので、この辺はその時々の経済状況次第です。

・・・・結論

結局は日本で生活しているよりかは多少物価が安くなるだろうけども、大差はないということです。

外食をすれば高く付く。町中に住めば高くなる。

こういった事はほぼ世界共通です。

参考 学生に対する経済的支援の現状と課題(説明資料)http://tinyurl.com/qavbt 

一年に学費が120万。それにどれだけ上乗せすればぼったくりなのでしょうか?

そういうことよりも、どれだけの価値があなたの留学にあるのか、また、そのプログラムにあるのか、まず、そこをしっかりと冷静に考えてみてください。