今聞いている本は、借金なしの生活をして楽しく暮らそうやないかって言う本なんです。で、なるほどと思う内容のものをご紹介したいと思います。
これは今、アメリカのアマゾンで総合130位、Personal Finance (個人資金)の部で4位(Kindle)と6位(ハードカバー)に位置しているとても売れている本です。2007年2月に出版されたのにもかかわらずです。
私は車を運転しているときに聞いているので、内容が飛び飛びだったりうろ覚えのところがあるかもしれませんが、ここに書くことで整理できますので、書かせていただきます。
この本は、The Total Money Makeover: A Proven Plan for Financial Fitness(CD版は、Total Money Makeover)、意味は、「資金運用の完全改革」とでも訳せばよいのでしょうか。
投資の仕方云々ではなく、クレジットカード社会アメリカならではの内容で、どのようにすれば、借金を返済し、借金なしで、車を買い、家を買うことができるのか、ということをお話しています。
CDでは、お金に関する「間違い」をガンガンお話しています。印象に残っている内容から書きます。
まず、クレジットカードを使うな。ということです。
これは、借金で苦しんでいる人のほとんどが、自分の返済能力を考えずにクレジットカードを使うから、このように書いているのだと思います。
また、アメリカは、国内だと銀行のカードで買い物もできますし、ある程度のことはできますので、このような結論に至っています。
要するに、あほみたいに使い倒すな、ということです。
消費社会アメリカならではですが、これはわかっているのに使ってしまっている人たちが腐るほどいるので、常識といえば常識なのでしょうが、まず、第一のポイントになっているのだと思います。
そして、次に印象に残っているのは、家も車もニコニコ現金払い。
車に関しては、現金で買える中古を買いなさいとのこと。そして、お金ができれば、現在乗っている中古と買い取ってもらって、差額を払って、ちょっと上の中古を買う。これを繰り返して、借金することなく、最後はめっちゃエエ車を手に入れるというもの。新車であろうが、新古車であろうが、現金払い。これが、鉄則です。
家に関しても、身の丈にあったことをしなさいというもの。これは、大賛成ですね。
日本もアメリカもマイホームは、みんなの夢みたいなものです。
結婚して、家を買って、子供を作ってそこで育てる。
基本的に、結婚してすぐに家を買う必要はないと、この本は言っています。ロバート・キヨサキもそういうことを言っていましたね。ただ、ロバートさんは、金をうむなら、借金は当然、というのに対し、この本は、絶対借金はしないというスタンスです。
家を買うと借金は必ずついてきますね。子供ができると、当然、毎月の出費も増えます。財力をつけてから、家を買ってもええんちゃうの?ということです。
私はある程度ローンは必要だと思っています。しかし、本当に必要なものには、ということです。私が大学院に言ったときにはローンでした。今もそれは払っていますが、払わないと、院にいけないのですから。
残念ながら、編入した大学院では、その前に通っていた大学院のように学費免除の制度がなかったのです。
大学などにいくときには必ず、奨学金や学費免除制度などはしっかりと調べてください。ローンはしなくてすめば、しない方が良いに決まってますから。
欲しい物を片っ端からカードで買うなんていうことをしなければ、お金ってそんなに出て行かないと思いますが、いかがでしょうか。