「金持ち父さん、貧乏父さん」という本が非常にヒットしました。日系のロバートキヨサキさんが書いた本です。金持ちはなぜ金持ちなのか?貧乏な人、また、中流階級の人はなぜ、金持ちにならないのか。それを綴った本です。
内容は、非常に簡単です。金持ちは、「自然に金を生み出す仕組みを資産として持つ」。ロバート・キヨサキさんの場合は、それが、「株」と「不動産」をメインとしていると本で言っていました。もちろん、今ではもっと手広くされているでしょう。Rich Dadは、アメリカではフランチャイズ展開もしています。
ここで面白いのは、金持ちの資産の定義です。資産というのは、普通、不動産などをさすと思うのですが、ロバートさんいわく、「資産は、金を生むもの」と定義しています。では、負債というのは、「金が出て行くもの」ということです。
この定義によると、家は、資産ではなく負債になります。家を買うには大体ローンで買います。毎月コンスタントに金が出て行く。ゆえに、負債になります。
金持ちは、自動的に金を生んでくれる資産を増やし、負債を出来るだけ少なくキープするのだといっています。
金持ちでない人は、お金が入るとすぐに使う。資産を買おうとはしない。資産を買っているつもりが、夢の一軒家を買って、負債を抱えてしまう。
これって、面白い視点だと思います。お金が入ると使ってしまうのが人情。使う対象を金を生むモノにすることで、資産を増やすというのは非常に良いことだと思います。
例えば、今、世界的に経済が回っていません。ロバートキヨサキさんは、他の人達がお金を使うのを惜しむ時に、逆にお金を使ったそうです。投資するチャンスの時にお金がないのも、お金持ちになれない理由でもあります。
さて、彼の言っている事は分かった。じゃぁどうする?って話ですよね?
今やっている仕事は続けながら、何かに投資しても良いのではないでしょうか。どうしたらよいのか分からないのなら、投資に関して勉強をするのも、また金持ちになる秘訣であると、ロバートさんは言っていました。
言っていましたというのは、私は読むのがあまり得意ではないので、AUDIO CDで本の内容を聞いています。車に乗ることや移動が多い人にはおススメです。本を読むよりかなり早く本の内容を消化できるのは言うまでもありません。