アメリカでのタブー:草刈編

私も一応ハウスオーナーです。家を持つとアメリカでは非常にめんどくさいことになります。アメリカの一般的な家にはお庭があります。大都会に住む人たちにはもちろんないと思いますが、うちの家にもそれなりの庭があります。家の前と裏。この草刈をしなければならない。草刈というか、芝刈り。

まぁ、今はモーター付きの芝刈り機がありますので、さほど苦痛ではありません。モーター付きといってもうちにあるのは手押しの芝刈り機。乗るタイプのではありません。これが結構しんどいのですが、良い運動になるのでよしとしています。

ハウスオーナーとして始めて芝刈りをしました。ところが、アメリカの多くの家庭にはフェンスや囲いがありません。もちろん、フェンスなどがある家もありますが、横隣にはありません。だから、どこからどこまでがうちの芝かわからんのです。

だいたい、暗黙の了解で分かっているということですが、んなもん、よそ者の私に分かるわけもなく、隣の人の芝を思いっきり刈ってしまいました。しかも、スーパー短く。

これはタブーです。隣の家の芝を刈ってしまうと、下手をすると、戦争になります。しかも、スーパー短く刈ってしまったので不細工です。うちの嫁さんに言われてから気づいたのですが、刈ってしまったもんは仕方がない。だから、隣のおっちゃん(もうおじいちゃん)誤りに行きました。

ということで、アメリカで芝を刈るときの注意としては、フェンスがなければ、隣との境界線をきっちとりと把握しておくことです。芝生をきれいにすることが趣味人もおるわけです。日本で言うと、盆栽とか、ちょっとした庭いじりですね。要するに、他人の盆栽とかを無断で刈るのと同じなわけです。

アメリカで家を買うとき、また、家を借りるときなど、しっかりと隣との境を知っておき、後々問題にならないようにしておきましょう。

   

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  • 3 thoughts on “アメリカでのタブー:草刈編

    1. Erinosuke

      ふたたびこんにちわ.

      芝生,ハウスオーナーの皆さんは命を懸けている方,多いですね.数年前に,庭の芝生を横切った高校生をオーナーが射殺,なんて話しもありましたね・・・.

      アメリカのハウスオーナーの方が集まると,芝のみならず,家のメンテナンスや改装の話がメインでした.皆さん,家を愛していますね.そういうのを煩わしいと思わず,楽しむ姿勢は素晴らしいなあ,と思いつつ,今も昔もアパート住まいの私には「はあ,そうなんすか」というカンジでした.

      でも,それだけ愛着をもてるモノがあるって,うらやましいです.

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    2. hiroimafuji

      射殺ですか?それはえげつないですね。しかし、私も人の芝生には絶対に入らないようにしています。理由は、やっぱり柵はないとはいえ、他人の土地というのがメインで、次に撃たれたくないからです。いや、マジです。Do it yourself(DIY)が基本ですから、自分で何でもやる人って多いですね。ニュージーランドでもそうでした。家買って、それをDIYできれいにしたり、価値を上げるような改装して、また売る。そういうのが基本みたいですね。しかし、芝生で殺されたくはないです、ハイ。

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