海外に出ると、日本との違いに新鮮さを感じたとてもわくわくした気分になります。まず自分の周りが日本人ではないことに新鮮さを感じ、周りの人たちが日本語を話していないことに新鮮さを感じます。食べ物も当然違います。こういうところから、徐々に違いを感じていきます。
文化の違い 例1
大学への留学なら、授業中にクッキーを食べたり飲み物を飲んだりしている学生に出くわします。また、先生も飲み物を飲みながら授業をしたり、モノを食べたりしています。日本の大学ではひょっとするとこういう光景はないかもしれません。基本的に、授業の邪魔にならなければ飲み食いは許されます。
許されているというだけで、賛否両論はもちろんあります。飲み食いをしながら授業を受けてどれくらい集中できるのか?食べている間や、飲んでいる間は、先生の話を聞きもらす可能性はあります。この辺は、生徒の判断にゆだねられています。当然一言一句先生の話を聞きもらさないようにすると、授業中の飲み食いは避けた方がよいでしょう。
文化の違い 例2
年上の人を苗字ではなく、名前で呼ぶということも大きな違いの一つでしょう。私は昭和48年生まれで、英語圏での生活は15年以上です(2008年現在)。しかしいまだに年上の人を苗字ではなく名前で呼ぶということに抵抗があります。これは年代のせいか、または、剣道という非常に伝統的な世界に身を置いていたからかもかもしれません。
しかし、これは良い悪いではなくただ単にそういう文化の違いだと思います。ただ、英語圏でもいきなり名前で年上の人を呼ぶのはどちらかというと「丁寧」ではありません。相手が自己紹介をするときに名前を使ったのならば、こちらは相手を名前で呼ぶことは失礼ではありません。
ところが、相手がフルネームで自己紹介をしたのであれば、相手の名字を使って「Mr.」や「Mrs.」または「Ms」などの敬称を使うと良いでしょう。相手が「●●と呼んでください」と敬称はいらないよ、とニュアンスのことを言ってくれば、相手がいうように●●と呼べばよいです。
許可が出れば大丈夫
この点は、日本人の「丁寧さ」を守れば、まず相手に無礼なことはありません。また、相手が●●しても良いよ、●●と呼んで、などと許可を出した場合は遠慮せずに相手が言うようにしても、問題はないでしょう。少なくとも、ニュージーランド、アメリカでは、相手の許可があれば、こちらはなんの遠慮もしなくてもよいです。この辺は許可が出ても遠慮をするという日本の文化との大きな違いかも知れません。
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