こうして実際に動くことで、ビジネスの現実と自分の夢に挟まれてしまう自分が出てきます。俺にも出来た起業法:選んだニッチな分野の需要は?で紹介したキーワードツールで自分のニッチ分野を調べたら、あまりにも検索回数が少なかったり、あまりにも競合するサイトが多かったり。こうなると、ちょっと途方に暮れてしまいます。しかし、だからといって自分のビジネスが成り立たないとは限りません。
私個人のビジネス失敗例、成功例
私はこのサイトを起ち上げたときは、留学関係の情報で飯が食えたらと思っていました。インターネット上では留学は競争が激しく、大手のサイトがゴロゴロとあります。また、グーグルで検索すると、70,000,000ページ、ヤフーでは、331,000,000ページあります。
途方もない数です。この中で、どうやって傑出するのか?ただ、ホームページを作るだけでは無理です。留学エージェントは大中小企業様々で、留学と言う枠だけでは、かなり、努力をしなければなりません。
それで昔は、無料のメールマガジンを提供したり、無料のレポートなども提供しました。しかし、留学に対しては、よっぽどのことがないとお客はお金を出さないということが分かりました。
伝えたいことがたくさんある。でも、お金にならない。これは、出来るだけ安く留学を考えている人達が留学について検索してきます。要するに、「インターネットは、留学の情報は無料で得るところ」と考えていると言うことが分かったのです。
留学エージェントで働いている時は、自分が直接顔を合わせて話が出来ます。だから、自分の体験もドンドン話して、留学の良いことも悪いことも話していましたが、これが、自分個人では出来ない。この辛さ。
留学の情報は今このサイトでも載せていますし、留学のサイトもまだ残しています。ただ、それだけでは、食べていけないということが分かったんですね。
好きなことと関係のあることは、金になる?
英語は商売にならないか。とそこで思ったわけです。留学では食べていけないけども、留学と言う枠の中に、英会話と言うカテゴリーがありました。そこで、英会話で食っていけないかと思いました。これを踏み台にして、留学にも弾みをつけようと思ったんです。
これは、これで成功しました。留学自体でのビジネスは成功しなかったけども、英会話ではそれなりに稼ぐことが出来た。
留学自体ではお金は作れないけども、英会話ならお金が作れた。もっと詳しく説明すれば、留学に行ったことで、私が学んだ生きた英語の勉強の仕方がビジネスになったんですね。
これは、私が留学をしながらどうやって英語を身につけたかをつづったeBookを販売すると言う形でビジネスにしました。
これは、英語を身につけたい人達に人気がありました。また、留学を考えている人にも人気がありました。
いくらマーケットのリサーチをしても、やってみない事には分からないことって本当にたくさんあります。だからこそ、やらないといけないんですね。
ニッチな分野で勝負をしようとして、最初からあまりにも絞りすぎてしまったら、今度は遊びがなくなって、動けなくなる。だから、ニッチ分野もちょっと大きめにして、ビジネスの可能性のあるものを必ず入れておくことが大事だと思います。
俺にも出来た起業法:ニッチマーケットの顧客の心を掴む-もう一つの失敗
ニッチマーケットの起業でも、顧客の心を掴むことは非常に大事です。ここで、私が犯したもう一つの失敗をブランドロイヤリティのお話を交えてお届けします。