“When in Rome, do as the Romans do.”
聞いた方事がある方もおられるのではないでしょうか?
ローマに居る時は、ローマの人がやっているようにしなさい。
「郷に入り手は郷に従え」ですね。
前回の留学マインドでは≪順応≫をお送りしました。
ですので、今日は、良く日本語でも言うことわざを取り上げてみました。
さて、では英語圏ではどうなんでしょうか?
移民の多い所に行くと案外聞くことが多いかもしれません。
まだ右も左もわからなかった留学始めた頃の私は、英語がまったくできませんで
した。これは、あっちこっちで言っていますから、皆さんご存知かもしれません。
センター試験200点満点中70点。
そして、何の知識も頭に入れずにニュージーランドに渡っていますので、何がな
んだかわかりませんでした。
ですので、
* 現地の人がどういう風に買い物をしているのか?
* 現地の人がどういう風に会話を始めるのか?
* 現地の人がどういう風に会話を終えて、立ち去っていくのか?
ずーっと見てました。今でもその癖は抜けず、どこに行っても最初はジーッと見
てます。
人が集まる所には必ずルールというものが存在し、許される事、許されない事が
あります。それを如何にすばやく見分けて、そのグループに受け入れられる自分
を出すかという事も要求されます。
まず、自分の常識で物事を見て、
「あれはどうだ、これはどうだ。」
と発言してしまう前に、より多くの人、グループと接することをお勧めします。
そうすることによって、「これはこの国の仕来りなのかもしれない。」「あれは、
あの人のやり方だけであって、この国の文化では無いんだな」と客観的に見れる
ようになります。
ジーッと見るのは私のやり方です。私の友人ではサクッと輪に入ることができる
人間も多く存在しますので、やり方は人によって違います。
“When in Rome, do as the Romans do.”
その国の人がどうやって生活しているのか、また、どう立ち振る舞うか。客観的
視野が養なわれることわざです。