パスポートがなくなったり、更新に必要なのが戸籍謄本(抄本)です。
留学に行くとパスポートにまつわるトラブルは非常に多いです。無くしたり、盗まれたり良くあります。
パスポートに関する問題は、留学先、渡航先の日本大使館または領事館に連絡を取ります。本当に緊急の場合は仮パスポートを出してくれます。しかし、それ以外ではやはりしっかりと申請する必要があります。
パスポートの申請、更新に必要なのが戸籍謄本(抄本)。紛失した場合にはいらないようですが、アメリカでは、『残存有効期間が3年未満であることが確認された場合、希望すれば、新規発給を申請することができます。その場合は6ヶ月以内に発行された戸籍謄(抄)本が必要』という事です。
NY領事館より
戸籍謄本と戸籍抄本の違いは何でしょうか?
とう‐ほん【謄本】
1.(→)写本しやほんに同じ。
2.原本の内容を全部謄写して作った文書。
3.戸籍謄本の略。 [株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
しょう‐ほん【抄本・鈔本】
1.書物の一部を抜書きしてつくった本。抜本ぬきほん。また、手書きの本。
2.原本である書類の一部を抜粋したもの。
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]
以上です。
渡航先でのパスポートの再発行などはどちらでも良いことになっていますが、出国前にちょっと調べてみることをお勧めします。
しかし、この戸籍抄本(謄本)にも有効期限があります。戸籍抄本(パスポートを発行してから6ヶ月以内です。6ヶ月過ぎてパスポートを紛失したりすると、日本から取り寄せなければなりません。確か、謄本は、本籍地のあるところで取得しなければなりません。
例えば実家が兵庫県にあるのだけれども、本籍は大阪だったり。ちょっとややこしくなってきます。
渡航前は、日本大使館または領事館のホームページで、謄本か抄本のどちらが必要なのか確かめることをお勧めします。