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返品想定の商売

アメリカのビジネス、うーん、特にサービスではなく、商品に関しては日本とかなり違う見方をします。どういうことかというと、返品があることが当たり前で商品を作って売っているということです。

Wal-martなどにいくと必ず、返品専門のサービスデスクがあります。大型量販店に関しては必ずといってよいほど返品デスクがあります。

日本でも今はそうなっているのかもしれませんが、このあたりに日本人と外国人(この場合は、アメリカ人)のものづくり、商売に関する認識が違うのかもしれません。

日本の場合は、返品されるような商品を作らないという姿勢だと思います。

だから、返品のお客さんがいると、販売者、または、生産者はものすごい低姿勢で謝罪をするのだと思います。お客様にとんでもない商品を出したということで。

しかし、アメリカの場合は、これだけ商品があって、安く手に入れているのだから、そりゃ、不良品があってもおかしないでしょう。という姿勢なので、返品があってもお客に対して特に悪びれるところはありません。

この辺は「本当に違うんだなぁ~」と思います。

ただ、返品するときは、スッとお金を返してくれます。その辺はものすごく早いです。レシートさえあれば、物を渡したらすぐにお金を返してくれます。

謝罪の言葉はありません。売り手のせいではなく、生産者が悪いのですから、販売店は悪くないということです。

そう考えると、もっともです。だから、返品デスクがあるのもうなずけます。

しかし、日本人としては、一言、謝罪の言葉を聴きたいと思います。しかし、理不尽に売り手を攻めたくもないですけどね。

この辺でも日本と外国(アメリカ)の違いは面白いですね。