残高証明は、海外の学校に入学するには必要なものです。では、残高証明なんでしょう
? 銀行口座にいくら残金があるかと言う証明です。英語では、「bank statement」と書きます。
残高証明は各国ビザの申請時に必要になります。残高証明は自分の銀行から発行してもらいます。発行時には英語の残高証明書でお願いしてください。(英語圏以外については分かりません)
残高証明取得に関して注意点
残念ながら、小さな銀行の支店や、地方の支店などでは、残高証明を知らない方や、残高証明の発行すら初めての銀行もある場合があります。特に、英語の残高証明ですから、発行をしたことがないというのもわかります。ですので、まずご自分の口座のある銀行に一度確かめの電話を入れてみることをお勧めします。
・ 渡航先によっては銀行員の署名が必要
アメリカを始めとするいろいろな国でルールは違ってきますし、入学する学校によって規定が変わってくると思います。私の場合はアメリカの大学でしたが、銀行員のサインが必要でした。10年以上前のNZではそのような事は無かったのです。
ビザの種類によって違ってくると思いますが、「銀行の残高証明」は学生ビザ取得には必ずいるはずです。ワーキングホリデービザなどには必要ない「はず」ですが、気になる方は、ワーキングホリデー協会をチェックすることをお勧めします。
残高証明を必要としている方にちょっとしたテクニックをお教えします。
残高証明には有効期限というものがあります。これは、大学などの指示に従って残高証明を入手してください。例えば、残高証明取得後六ヶ月間有効など。その点をしっかりと把握しておいてください。また、残高証明をとる口座の名義は自分のものでなくても大丈夫かどうか事前に確認をしておいてください。自分の親の口座はほぼ問題ないと思いますが、しっかりと確認することをお勧めします。
残高証明は、あなたが海外で暮らすだけの財力があるという証明ですから、銀行にお金がないと受け入れてくれません。ですので、残高があまりないという場合に次の方法が有効です。
1.親兄弟から自分の口座に少しお金を振り込んでもらいます。
2.残高証明を取る
3.親兄弟から借りたお金を返す。
そして、ビザを申請します。
学校等に入学金を入金してしまった後の残高証明だとお金は格段に減っています。
これは「一時的に残高をビザように作り上げるテクニック」です。当たり前ですが、現地で生活ができるだけのお金は必要です。ビザが取れても、現地でお金がないと当然ですが生きてはいけません。その辺は、忘れないでください。
大学や大学院の場合、各国、学費の入金は入学通知後ですから、まず、入学許可を貰うことが先決ですね。
では、残高証明がいつ必要かといいますと、
アメリカの場合
・大学に書類を提出する際
アメリカは学校側に残高証明を提出します。それから学校が入学許可証(I-20)を出します。それが無いとアメリカ大使館で面接が出来ません。
では、他の国の場合はどうかというと、
大まかに調べたところ、
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、残高証明はビザ「申請時」に必要ということです。以下参考にしたところです。
カナダ参考資料: 大使館
ニュージーランド参考資料:
オーストラリア: 大使館
移民局
aswho
テレキュート
イギリスはと言うと・・・
*滞在費用証明: 最近6ヶ月分の記録のある預貯金の通帳、または金融機関発行の月次報告書。残高証明書は不可)と、大使館のHPにありました。
さて、残高証明に関わらずですが、国によって条件等「大きく」違う場合があります。特に、今回のリサーチの際に気になったことがあります。
「オーストラリアについて」です。オーストラリア留学をお考えの方は、特に明確にして欲しいと思います。なぜか?
オーストラリアはインターネットでビザが申請できるようになったからだと思われます。そのため、「残高証明書は必要ない」と多くのサイトにありました。
しかし、オーストラリア移民局のHP(英語)をざっと読んだところ、どうも残高証明を取得しておいた方がよさそうです。また、学生ビザの申請書も種類があるようです。(語学学校用、大学用など)それに伴い残高証明の金額も違うとか・・・
オーストラリアに関わらず、全ての国のビザについては徹底的に公の機関に聞いてください。そうです。大使館ですね。
覚えておいて欲しいのは、本サイトもインターネットの情報も含めてビザ等の情報はあくまで参考しにしてください。必ず各国大使館へ問い合わせてください。