アメリカで生活をし始めて驚いたのは、薬は薬局で処方されるということです。日本でもこのようなスタイルは多くなってきていると思いますが、幼い頃から町医者にかかっていた私は、薬は医者が出すものだと思っていました。医者に行って診察をしてもらい、医者から薬をもらう。そういうものだと思っていましたが、アメリカでは町医者でも薬局に行って薬をもらうのが普通です。
さて、このときに注意しなければならないのは、「Refill」があるかどうかです。Refillというのはこの場合は「補充する」とでもいえばよいでしょう。「Re」は「再び」。「Fill」は「満たす」「いっぱいにする」という意味です。ですから、補充になります。ここでは補充ですが、場面によっては「おかわり」がふさわしいときもあります。
で、アメリカでは、薬が切れたら、医者に行くのではなくて、薬局に行きます。だから、薬局から出される領収書には注意してください。知らずに捨ててしまうと、「補充ができない」ということもありえます。
私の目薬は補充が利くようになっています。家の近所の薬局で医者から処方された目薬を買ったのですが、最初の分を含め目薬が7個買える様になっています。補充6個分です。なくなったらまた薬局に行ってもらうことができます。
写真の赤で囲っているところが補充回数です。「2009年4月1日まで6回補充可」ということです。今使っている目薬が切れたらこれをもって薬局に行きます。薬局に行けば待たされるので、またされるのが嫌な方は事前に電話をすれば良いでしょう。そうすれば、「何分後にきて下さい」などの指示が出ると思います。
アメリカで医者にかかったら必ずこのRefillのことを聞いてください。利き忘れたら、Refillという文字がどこかにないかしっかりと探してください。そうでないと厄介なことになりかねませんから。