非常に購入したい気持ちでいっぱいのトリリンガル学習教材、トライリンガルシリーズ/スペイン語・英語・日本語。
私はニュージーランドに留学して、しばらくして、グァテマラに行きました。ニュージーランドは英語圏で、グァテマラは中米に位置するスペイン語圏です。
いまだに後悔しているのは、もっとスペイン語を学習しておけばよかった・・・
もっともスペイン語を学習しに行ったのではないのですが、折角のチャンスでしたから。
日本人にとってスペイン語は英語よりも発音しやすいです。また、英語は言語の雑種ですから、スペイン語から借りている単語もたくさんあります。ですので、スペイン語と英語を同時に学ぶのは実はとても「理にかなっている」と思います。
さて、トライリンガルシリーズ/スペイン語・英語・日本語のサンプルを聞きました。
スペイン語が流れ、英語が流れ、日本語が流れる。
スペイン語で聞き取れなかったのは、英語で分かる人は分かります。そして、最終的に日本語で「ズン」と意味が入ってきます。
私はまだスペイン語が少し分かるので、英語と日本語とを比較できます。
直訳ではなく、自然な訳をしていることがすばらしいと思いました。直訳するとどうしても「訳」、すなわち、「意味」にこだわり、頭の中での処理が遅くなります。処理が遅くなると、どうしても、会話についていけません。
その辺を考慮してのことかと思いますが、「自然な」言語として扱っているところが良かったです。
また、どの言語も同じ人をずっと起用していない所もすばらしいと思いました。
スペイン語も、当然「なまり」があります。
スペイン国内はもとより、中米、南米とそれぞれ特徴のある話し方をします。あまりきつい訛りではなく、それとなく、訛を混ぜているところが良かったです。
なぜかというと、1人の人の言語に慣れてしまうと、他の人の発音だと分からなくなることがしばしばあるからです。
これは、英語でも言えることです。
言語には人によって発音の癖があります。ましてや、日本語より発音の種類が多く、言語の強弱強い英語やスペイン語ではなおさらです。
その辺がとても気に入りました。
一言で言うと、「実践的」なのです。
言語というのは、即効性を求めるとなかなか身につきません。
これを聞き倒すとかなりの力がつくと思います。
ポイントは、聞き倒すことです。
継続は力なり。そして、しつこく。貪欲に学ぶことで効果が出てきます。
海外発送は残念ながらしていません。うぅ・・・
非常におススメな、トライリンガルシリーズ/スペイン語・英語・日本語でした。