生きるか死ぬかの生活。
そんな言葉を聴くと戦争を思い起こしますね。
しかし、戦争ではないんです。
ジャングルで繰り広げられる部族間の争い。
領土拡大、嫁取り・・・
非常に凶暴な部族に差し伸べられる手。
基本的にアメリカ人のグループと残虐な殺戮を繰り返す部族のお話。
記憶によるとコロンビアのジャングルで実際に起こったお話を基に作られた映画です。
部族は非常に原始的な生活をし、また、殺戮を繰り返していた。
手を焼いた政府は皆殺しを計画していたという。
そこでアメリカのキリスト教団体が部族に殺戮を辞めさせ、
政府の皆殺し計画を阻止する。と言うお話だったはず。
詳しい事は置いておいて・・・
基本的に接触を図った最初の5人のアメリカ人男性達は皆殺しにされました。
槍(Spear)で串刺しです。
残された彼らの奥さんと子供が今度はこの部族と接触を図ります。
そして、一人の子供は大きくなり、ジャングルに帰ってくる。
その時に当時アメリカ人皆殺しの頭だった男は、その男に自分が彼の父親を殺したことを告白する。
ここのやり取りが、全く変化球なくまっすぐ。
俺がお前の親父を殺した。俺の槍で殺したんだ!
お前の親父はすばらしい男だったのにも関わらずだ!!
俺を殺せ!さぁ、殺せ~~!!
親父を殺した張本人が目の前に。
この白人男性は槍を手にし、叫び上げ、槍を突き刺そうとするが、
手にした槍を振り下ろすことは出来ない。
そして、
「His life was not taken. He gave it.」
確かこんな感じだったと思います。
「親父の命はお前に取られたんじゃない。親父は命を捧げたんだ」
ここで嫁さん、号(┳◇┳)泣
なかなか言えないですね。この言葉は。
実際にモデルになった人達は、この映画の製作に参加。
当然、上の絡みに出てくる白人男性もずっと映画の作成に参加。
撮影中に涙をぬぐう様子も見ることができます。
おしっこを我慢していた私は、残念ながら、ドキュメントなどの部分は見てないんですが、
白人男性は自分の家族とジャングルに移り住んだそうです。当然、色々な理由があるのですが、
ここでははしょります。
で、白人男性のお父さんを殺した部族の人がアメリカに来た時の様子も流されたようです。
私はおしっこしてました。見たかったですが、非常に面白かったようです。
「アメリカ人はみな太っちょだ。アメリカ人では金を払わなくていいんだよ。
カードを渡したらタダで飯が食べれる。」その他名言がたくさんあったようです・・・残念!!
キリスト教宣教グループに起こった出来事ですが、、宗教チックなところはほぼないです。
宣教グループの部分を「水泳部」に変えてもお話は成立します。
(ちょっと難しいかもしれませんが・・・)
非常に面白い映画でした。これが実際に起こった事だというのがすごいです。
日本で放映されないかもしれませんが、
ひょっとするとどこかの小さな映画館で見る機会があるかもしれませんね。
その時のために「End of the Spear」覚えておいてください。
オフィシャル サイト http://www.endofthespear.com/