気遣ってくれるのはANA

1993年からニュージーランドに留学に行ってから色々な航空会社を使いました。いまや高級イメージ満載のシンガポール航空が当時は一番安かったのを覚えています。それから、JALも使いましたし、大韓航空も使いました。マレーシア航空も使いました。チケットを取るときに一番安い航空会社を使いました。ニュージーランド航空は高いですが、直通という意味ではとても楽でした。

今はアメリカはインディアナに住んでいます。以前はノースウェストを使っていました。理由は、一番安かったからです。当時使っていた旅行エイジェントIACEトラベルさんがノースウェストに強かったのかもしれません。とにかく他に比べるとめちゃくちゃ安かったです。

ノースウェストを何回も使ったのですが、使うのを止めました。理由は、「安かろう、悪かろう」で、サービスが本当に悪かったです。我慢しきれなくなったということです。まず、客を客として扱っていないような態度。こびへつらうことは無いと思います。ただ、ものすごく態度が悪いのです。これは、日本人が感じるだけではなく、アメリカ人も感じているくらい、国際的に態度が悪いのです。言えば、たくさん出てきますが、ここでは省略します。

そこで、ANAを使うことにしました。ノースウエストより200、300ドル高いです。が、サービスが全く違います。10時間以上飛行機に乗っているのですから、やはり、気持ちよく過ごしたいと思います。

まず、フライト・アテンダントの態度が非常に良いです。非常にきめ細かい心遣いをしてくれます。頭が痛いから薬をください、と頼んだことが数回あるのですが、当然、薬はくれます。しかし、その後、「頭痛はいかがですか?」と言ってくれるのです。これって、すごいなぁ~と思いました。うちの嫁さんはアメリカ人なのですが、その嫁さんにも、「How is your headache?」と声をかけてくれました。嫁さんは、「She is a very good person」とやっぱり素直に喜んでいました。

この心遣いは、世界的に受け入れられる日本の文化だと思いますし、気を使われてうれしくない人の方が少ないと思います。

また、アルコールの飲み放題が挙げられます。私も歳を取ってそんなに飲まなくなりましたが、ノースウエストが500円(2007年現在、2008年4月現在未確認)を取るのに対し、ANAは飲み放題。これは長期フライトにはありがたいサービスです。飲んで寝ることができますから。

そして、いまや標準装備でいてほしい、個人テレビ。これはノースウエストには無かったのです(2007年現在、2008年4月現在未確認)。個人テレビも映画が好きなときに好きなものを見れる。日本のビデオもあるし、とても多彩です。ゲームもついてます。標準装備といえば、それまでですが、それまで個人テレビがないノースウェストで飛んでいたので本当にありがたいサービスだと思いました。

今はANAで日本に帰っています。200ドル、300ドルは痛くないといえばうそになります。でも、人として扱われたいですし、アメリカの家から日本の実家まで丸一日かかりる長旅です。その半分以上を過ごす空のたびで200ドル、300ドル以上の価値をANAは提供してくれています。

残念ながら、現在(2008年4月現在)は、アメリカと日本を結ぶANA便で、インディアナからの直通が無く、関西空港へのアメリカからの便は、LAなど大きな空港しか無いようです。この辺が現在のところ関西出身、インディアナ州に住む私にとって、ちょっと痛いところです。

ANAは現在のところ一押しです。

長旅ならANAを使ってみてはいかがでしょうか?

ANA SKY WEB TOUR

   

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