これは私がいるアメリカインディアナ州の片田舎では非常に良く使われます。他のエリアでは未確認ですが、テレビでも良く聞きますので、おそらくアメリカ全土で使われていると思います。クイーンズ・イングリッシュを話す、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでも使われていると思いますが、ニュージーランドにいた6年間、この表現はあまり耳にしたことがないと思います。耳にしたことがないだけで、頻繁に使われるかもしれませんので、ご存じの方は、コメント、トラバお待ちしております。
さて、本題ですが、このcrookedは、「ゆがんでいる」または「まっすぐでない」状態を表します。英辞郎では、
1. 湾曲{わんきょく}した、曲がっている、屈曲{くっきょく}した、ゆがんだ、ねじれた
・Your necktie’s crooked. : ネクタイが曲がっているよ。
・The boxer has a crooked nose from years of punishment. : そのボクサーは長年強く打たれたために、鼻が曲がっている。
2. 奇形{きけい}の
・His teeth are crooked. : 彼は歯並びが悪い。
3. 心の曲がった、不正直{ふしょうじき}な、ひねくれた、不正{ふせい}な
・He hates anything crooked. : 彼は不正なことは何でもひどく嫌う。/彼は曲がったことが
大嫌いだ。
と表現されています。Cambridge Dictionaries Onlineでは、
not forming a straight line; having many sharp bends:
と表現されています。しかし、アルクのように、性格については触れていません。ひょっとすると生活について使うのはまれなのかもしれませんが、使わないとはいえないと思います。The New Oxford American Dictionaryでは、少しだけ次のように触れています。
■informal dishonest; illegal
日常的には、「カーテンがゆがんでいる」、「歯並びが良くない」、「ライトの笠がゆがんでいる」というように使っています。性格についてcrookedを使っているのはまだ聞いたことが無いです。
さて、発音ですが、”kurukid”が一番近いのではないでしょうか。「ru」の「u」にをアクセントを置いてください。そうするとうまく発音できるのではないかと思います。
壁に額をかけたときに、うーん、ちょっと曲がってるなぁ~と言うときは、
“I think that is a bit crooked”なんていうと、ちょっとかっちょエエかもしれません。