サンパウロは、ブラジル南東に位置し、ブラジル最大の都市です。また、南半球最大の都市として知られています。サンパウロは、南米の経済、文化の重要な都市として知られ、そびえ立つ高層ビルを見るだけで、サンパウロのパワーを感じることが出来る。
「サンパウロ」は、ポルトガル語で聖パウロという意味です。聖人パウロと言った方がわかりやすいでしょうか。「サン」というのは、日本の○○和尚という敬称のようなものです。
サンパウロ市とその周辺都市での犯罪は大変凶悪です。昼、夜関係なく殺人、強盗、誘拐などが多発しています。ブラジル人はもとより、日本人の方も被害を受けているということです。
では、どれだけサンパウロ州、および市が危ないかというと、以下の犯罪発生率を見ていただければわかると思います。
サンパウロ州と日本、カリフォルニア州と比べ、さらに、サンパウロ市、東京、ロサンゼルスと比べると、
サンパウロ州の殺人事件発生率は、日本の22.4倍、カリフォルニア州の3.6倍。
強盗事件発生率は、日本の142.5倍、カリフォルニア州の4.5倍。
サンパウロ市に限ってみると、殺人事件発生率は、東京の28.1倍、ロサンゼルス市の3.2倍。
強盗事件発生率は、東京の217.6倍、ロサンゼルス市の5.4倍。
比べ物にならないくらい犯罪が発生しているということになります。
また、サンパウロ州の2004年犯罪統計を見ますと、
強盗殺人を含む 殺人事件が1日に約26件発生しています。これは、1時間に1件以上という計算になります。また、車両強盗を含む強盗事件は、1日に約848件も発生。これは、1時間に約35件という計算になります。
また、性犯罪は、2006年の統計によると、サンパウロ州で12,989。これでも15%減少したということです。
統計を見れば見るほど怖くなりますが、これでも犯罪に会わない人がいる。それはどういうことか良く考えて見て下さい。犯罪にあわないようにするために、外務省、在ブラジル大使館などの情報もくまなくチェックしておくことをお勧めします。また、日ごろの行動をしっかりと意識しておきましょう。
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