前回の例をとって英語で説明します。
「あなたが私の居ない時に私の部屋に入っていると分かった時、私は非常にショックを受けました。」
これは、
「I feel・・・ when・・・」と言う形を取っています。
「I feel very shocked when I found out that you entered my room in my absence.」
あなたがどういう風に感じたのかをはっきりと言って下さい。そして、「いつ」と言うこともしっかりと告げて下さい。
ここで「なんで?」と聞かれれば、「Because」と続けて理由を述べて下さい。理由は、「私の意見では・・・」の部分に当ると思いますので、そこを参考にして下さい。
「I feel・・・ when・・・」のメッセージを伝えました。
次は、申し出ですね。
「入る必要がある時は、前もって教えてくれませんか?」
「Is it possible for you to tell me before you enter the room?」
これは丁寧な申し出です。「Can you・・・?」よりも丁寧ですので、「Is it possible・・・?」のフレーズは覚えておいて下さい。次は、自分の意見の述べ方です。
自分の意見と相手の意見は必ずしも一致するわけではありません。ですので、「私の意見では」と最初に切り出して下さい。
「私の意見では、ここはあなたの家でもこの部屋はあなたが私の部屋として私に割り当ててくれた部屋です。私の文化(家庭)ではそのような事がなかったので非常に困惑しています。」
In my opinion, this room was given to me by you as my room even though this is your house. In my culture (family), no one enters my room without telling me, so I am very confused.
英語では「そのような事」の部分をもっとはっきりと「no one enters my room without telling me」と言っています。これは、問題を相手にはっきりと伝えるために、というより、誤解を避けるためにこのようにはっきりいう事にしましょう。
おさらいです。
「I feel・・・ when・・・」
丁寧な申し出
「In my opinion・・・」
問題にポイントを絞って的確に自分の思っている事を相手に伝える。誤解を避けるための表現をする。これが基本です。
一生懸命説明しようとしてポイントがずれていき、結局誤解を招いてしまう。そのような事が多いので、ここで紹介した表現を覚えて下さい。