インディアナポリスのMuncieは田舎である。
ダウンタウンなんてぇ~のは、田舎である。
何も無いのである。
未来の嫁さんには「アジア専門店なんて無いわよ」といわれ、
えぇ~、モーガンタウンにあんのにぃ~!?
と、ブスッとしたのだが・・・
先日未来の嫁さんがのおかんが、
「チャイニーズレストランがオープンしたんだって!」
と、未来の嫁さんに言うたらしく、早速未来の旦那に報告をしてくれた。
行くきゃ無いでしょ?
真っ暗なダウンタウンの端も端。
「Open」とピンクのネオンでちょっぴり意思表示。
人間だったらうつむき加減です。
で、「Open」ってなってるから開いてるやろうということで、
恐る恐るドアを開けると、
うすぐら~い店内はまるで倉庫。
そして、奥の方に食堂ような配置でテーブルと椅子が並べられています。
恰幅のいい中国人のおっちゃんが、
「ようこそ、ようこそ」
と、メチャクチャ愛想良く出迎えてくれた。
メニューは、ホワイトボードに書かれた3品。
・ タイまたはインドカレー
・ 忘れた
・ 炒め物 (豚、牛、鳥、えびから選んでください)
ほ~と、眺めていると、
おっちゃんは、
「ボクは炒め物が得意なんだ。僕の炒め物はおいしいよ。炒め物にしてあげるよ。」
「何がいい?豚?牛?」
おいおい、畳み掛けてくるよ、このおっさん。
ま、いいことにしよう。
「じゃ、ボクは牛」
「私は、えび」と、未来の嫁さん。
と、おっさんが調理場から帰ってきた。
「えびが無いんだよね。」と、おっさん。
「じゃ、チキンで。」と未来の嫁さん。
「えび団子は好き?」と、おっさん。
「いや、チキンでいいですよ」と、未来嫁。
「団子はおいしいよぉ~ 団子にしなよ」
スタスタ・・・
チキンや言うとろう~がぁ~ (  ̄0 ̄)Ψオォーーイ!!
おっさんは、調理場へ消えていった。
その間、俺と未来の嫁は店内を調査。
絶対ニューオープンやない!
店内にはアジアンの調味料やヌードルがイッパイ。
ホコリもてんこ盛り。
しかし、俺には最高に面白かった。
そばが売ってた、そばが!
味の素がある、味の素が!!
と、一人でニタニタ店内を回って、
未来の嫁に
「これ、そばって言うねん」とかうれしがって説明をしていた。
で、暫くすると出てきました。
カレー味の牛肉入り野菜炒め
と
カレー味のえび団子入り野菜炒め
工夫は無いのか?
おっさん!
Σ\( ̄ー ̄;)
と、未来嫁と突っ込んだが、味はうまかった。
学生が好きらしく、しきりに「学生は、何ぼ食べても6ドル」
といいながら、手作りのチェリーチョコレートケーキを俺らにサービスしてくれた、
チャイニーズのおっさん。
そして、帰りには、「ほれ、選べ」と、
手首にする「おジュジュ」のような玉のつながったものを俺らにくれた。
今度は、ぜひ、タイカレーを食べたいと思う。
ってか、全部カレー味なのかもしれない。
こんにちは。
面白いですね、このレストラン。恐らくあまりものを仕入れてないんでしょうね。
昔東京新橋にあったあやしい居酒屋とパターンが似ている・・・
私も、全部カレー味ではないかと思います(笑)
Kazraashさん、
コメントありがとうございます。
オーストラリアは、こんなこと無いでしょう?
カレー味って言うても、粉ですよ。
スパイスそのままの