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聞くだけで英語が出来るようになるのか?

英語が「英会話」という意味ならば、英語が出来る、出来ないで言うと、出来るようになるでしょう。

聞くと言うのは会話ではかなり重要です。聞くことが出来ないと、会話が成立しません。

だから、「英語を聞く」訓練を徹底的にしておく必要があります。だから、英語を聞くという行為は、英会話を向上させるためには避けて通れない道なのです。

意味の分からない単語を口にする事は可能なのか?

私の英語は20歳でニュージーランドに行ってから使い始めたモノです。私も日本の教育を受けていますので、中学、高校と英語を学びました。小学校の時は、チアリー英語教室に通っていました。10歳の時にジャッキーチェンにファンレターを英語で書きました。が、英語を使って日本人以外と会話をするという行為は、20歳からのニュージーランド留学からです。今はアメリカでアメリカ人の妻と生活をしています。英語は学ぶモノではなく、自分の生活に必要な道具として今はとらえています。

英語生活環境で生活をしていると、意味の分からない単語には鬼のように出くわします。そのたびに辞書を引くわけにはいきませんから、雰囲気で単語の意味をつかんでいきます。同じような状況で同じ単語が使われると、耳が勝手に覚えていきます。状況の中で単語を覚えていくことは日常茶飯事です。

耳から入ってくる情報と自分が置かれている状況で「単語を使うこと」を覚えていきます。これは、ほとんどの場合、喜怒哀楽を表現する言葉が多いです。

また、ある特定の状況で、頻繁に出くわす単語でも、辞書を引くことなく、単語の「定義」を自分なりに作っていく作業をしていく事によって、単語を覚えていくこともあります。そうして自分なりに定義を作った単語がまた違う状況で同じように使われると、その定義に確信を持つようになります。ちょっと違うようであれば、定義の修正をします。

このような作業を実際の生活の中では行うことが多いです。そして、時間のあるときに実際の意味を辞書で確かめてみます。ここで、日本語としてスッと入ってきます。また、今まで自分の定義だけであったのが、世の中の定義と合致することで安堵するとも言えるでしょう(笑)このように身につけた単語はまず忘れません。

英語のレベルは関係ないのか?

関係はあると思います。英語初心者がいきなりCNNニュースを繰り返し聞いてもほとんど分からないと思います。しかし、それであきらめてる事はないです。英語の単語で知らないことでも、自分が知っていることを英語で聞くと何となくですが分かるものです。

知っていることから始めることは非常に効果があります。ニュースでも自分が知っている事だと耳に入ってきやすいですが、全く興味のないことや知らないことを英語で聞いても分かることはほぼ不可能です。まずは知っている分野から英語を始めるのが賢明だと言えます。

ただ聞くだけではなく、意識して聞く

「聞くだけ」では英語は「話せる」ようにはならないです。意識して単語を拾うと言う作業をしないと、タダの雑音でしかないでしょう。こんな経験はありませんか?音楽やラジオを聴きながら、勉強をしたり、仕事をする。勉強や仕事に集中していたら、音楽やラジオからの音はほとんど聞こえていないと思います。「音」としては認識はされているでしょうが、内容は理解していないと思います。

これが普段使っていない言語ならどうでしょう?また、全く知識のないことならどうでしょう?音として聞こえるでしょうが、内容は全く分からないと思います。だから、余計にしっかりと意識して聞く作業をしなければなりません。

難しい内容はまず日本語で。

まず日本語で理解しましょう。そして、英語を読む。英語でどういう風に言っているのかに興味を持ちましょう。そして、その英語が実際にどのように話されているのか意識して聞くようにしましょう。そうすると、単語がズバッ、ズバッと耳に入ってくると思います。これを繰り返すことによって、英語が聞けるようになります。

話すためには?

繰り返し聞くことによって耳が慣れてきます。耳が慣れてくると英語が英語で入ってくる準備が出来ます。すなわち、英語をいったん頭の中で日本語に訳す作業が段々無くなってきます。しかし、話すことが出来るようになることはまた違う訓練です。

耳から入ってくる言葉をそのまま口にすることが出来るか?これは案外簡単そうで難しいです。聞こえるようになったら、耳に入ってきた言葉をそのまま口に出す訓練をしましょう。口で覚えないとなかなか「自然に」口から言葉が出てきません。

同じテキストで良いので、耳から入ってくる単語をそのまま繰り返す練習をしましょう。日本語で理解し、そして、英語で理解し、その英語を耳から日本語に訳することなく英語として受け入れる作業をする。そして、聞いたことを再び口で「作り出す」ことで、脳で受け止めた情報が自分で作り出す「モノ」となって自分の作品となって「形」となって現れる。

ここで初めて、自分のモノ、「自分の英語」になると思います。英会話の向上を望むのであれば、「聞く」「話す」の練習は不可欠です。単語を増やす、熟語を増やすということも大変重要ですが、まず、自分の体を英語にならしていくことから始めないといけませんv。ならしながら、単語や熟語を増やしていけばよいです。単語や熟語も覚えても使わなければ、英会話にはなんの役にも立ちませんから。

タダ聞くだけではなく、意識をして聞いてください。そして、それを口に出す事によって、初めて自分のモノになります。聞いたモノを再現することが出来はじめれば、英語が分かってきます。英語が分かってくれば、勉強意欲が出てきます。そうなると、もう、あなたは誰にも止めることが出来なくなるでしょう。

あなたの英語が世界を救う

英語の勉強をしたいという人にとって単語量を増やすことは永遠のテーマです。単語量を増やすとどういうことが起こるのでしょうか?メリットは、

- 英語のテストの点数が上がる

- 英会話がスムースになる

- 英語のエッセイやレポートを書くときに豊富な表現を使える

- 優越感に浸ることが出来る

- 自分に自信が持てる

たくさんのメリットがあります。しかし、これだけのメリットは相当英語の勉強をして、実際にたくさんの量の英単語を覚えて、そして、実際に使いこなしてこそ出てきます。特に自分に自信が持てるようになるには、良い点数をとらなければなりませんし、会話も相手の言っていることが分かったり、相手がこっちの言っていることを分かることによって自信が出てきます。しかし、そこまで行くまでの道のりがかなりしんどい事は英語を学んだことがある人誰もが知っています。いわゆる、英語を勉強するモチベーションを保つのが非常に大変なんですね。

あなたの勉強が他の人のためになるとなると、結構頑張って勉強できる人も多いと思います。今回、紹介するサイトは1つの問題に正解する度に20粒のお米(grain)をUnited Nations (UN、国際連合または国連)を通じて、飢饉で苦しんでいる人達に寄付するというサイトです。あなたが勉強して、成果を出す度に、空腹の人達が救われる。あなたのモチベーションになりますか?

freerice1まず、Free Riceへ行きます。すると、図のように「ナントカ means 太字の英単語」 とど真ん中に書いてあります。そして、その下に4つ単語が縦に並んでいます。この選択肢の中から「太字の英単語」と同じ意味を選択します。しかし、そのままいきなりプレーするとかなり難しいと思います。それはおそらく、Optionsで「自動的に英語レベルを調節する」となっているからだと思います。プレーを続けていくと徐々にレベルが合ってくると思いますが、難しいと感じる人は、Optionsで難易度を変えることが出来ます。

freerice_options右上のOPTIONSをクリックしてください。するとズラッと「Start me at Vocabulary Level 1 when I start FreeRice」という.選択肢が並んでいます。「Level 1」から「Level 45」まであります。このレベルが、問題開始のレベルなので、Level 45を選ぶと、Level 45の英単語から始まりますので、ご注意を。

選んだら、下にある「Set Options」をクリックしてください。

そうすれば、自分にあったレベルで進めます。自分の英語力を向上させることによって、飢餓に苦しんでいる人達が救えるならば、これほど自分のためになり、他の人になることは無いと思います。時間があるときに挑戦してみては如何でしょうか?

英語向上もバランスが大事

テンポの良い英語のメールマガジンをされている方がおられるので紹介したいと思います。別に頼まれたわけでもないのですが、にほんブログ村ということころで偶然発見しました。

彼女(だと思うのですが)のサイトに行ってみると、beenとgoneの違いというお題で記事がありました。内容は彼女のブログで見て欲しいのですが、非常に簡潔で良かったです。メールマガジンって最近はたくさんの人がやっているし、読者も一度にたくさん購読している人もいるので短い方が良いと、個人的に思うのです。また、皆さん、忙しいと思うので、サクッと読める方が良いと思って紹介しました。

英語上達の秘訣って?

ところで、英語の上達を望む人はたくさんいると思います。私は今は英語圏に住んでいますし、93年からほとんど海外で生活しているので、英語を使う環境に身を置いています。高校の時には赤点をとっていた英語を毎日使っているわけです。

要するに、追い込まれたといっても良いでしょう。そう言う環境に身を置かないとなかなか物事って上達しない、または、そう言う状況に追い込まれて初めて重い腰を上げる人もいるのではないでしょうか。私のように。

そのような方は留学に行くか、または、本当に自分を追い込んで英語に取り組まなければならないと思います。それしか方法は無いでしょう。

かっこよくいえば背水の陣に自ら身を置くということですね。それが金銭的になのか、精神的なのかは分かりません。金銭的に追い込むっていうのは、たとえば、英会話教室の授業料を一年分払い込む。精神的にというのは、英語を話す、または英語しか共通語にならない彼氏あるいは彼女を作ることなどになるでしょうか。

腹をくくるとでもいいましょうか。それくらいの勢いで物事に取り組むと、意気込みが違うので英語の修得度も違ってくると思います。

英語でも何をどうしたいのかという目的意識が大事

英語を習得しようと決意しても、何からしていけばよいのか分かりません。インターネットで探しても、発音が大事、英文法(グラマー)が大事、単語力が大事、イディオムが大事など、とにかく色々言われています。そんなこと言われても、英語をこれから頑張ろうと思う人にとっては、どれも大事な気がしてなりません。

そうなのです。実は、どれも大事なのです。しかし、英語のどの部分を向上させたいかによって優先事項というのは違ってきます。

もし、あながた英会話の向上を目指すのなら、まず大事なこと。それは、話すことです。これが一番です。英文法よりも、発音よりもなによりもまずは口から英語を発することです。それから英文法、発音などを気にすればよいです。

英語もバランスが大事

とにかく、日本人は最初からしっかりしようという意識が強すぎます。これは本当に良いことのなのです。最初からしっかりとした基本が出来ていれば、後から応用も利くようにもなります。また、修正も簡単にできるようになります。ですから、最初からしっかりと学ぶということは非常に大事です。

が!

スポーツでも何でもそうですが、練習ばかりしていても、いざ本番になったら練習の成果がでない。そういうことって本当に多いのです。これは語学だけではなく、学校のテストでもそうだといえるでしょう。宿題ではほぼ満点を取れる。小テストも満点を取ることが出来る。しかし、いざ、全国模試になると全く普段の実力が出せない。

これが英語でも起こるのです。文法や単語も口から出てこなければ、英会話には全く役に立ちません。英会話の力を目標にしているのならまず話す機会を増やすことを第一に目標にしてみてはどうでしょうか。

英語の話し相手を見つける

どうして話し相手を見つければよいのか?それは日本にいる人にとっては大変なことです。初心者にとっては、英会話教室が一番良いと思います。同じような境遇の人が多いので、志が高い者同士助け合うことでさらなる向上に繋がります。しかし、なかなか通えないという人も多いでしょう。

あなたの趣味は何でしょうか?同じ趣味をもつ英語圏の人を探すことは可能ですか?私のいとこはバスケをしますが、そこにはアメリカ人がいるそうです。アメリカ人が所属しているバスケ同好会を探したわけではなく、たまたまでしょうが、さがせばきっとどこかに英語を話す人はいると思います。同じ仕事でも良いと思います。お酒が好きなら外国人が集うバーにも顔を出すことも忘れてはいけません。

だいたいどの大学にも英語を話す外国人がいると思います。これは見落とされがちですが、留学生というのは結構どこにでもいるものです。また、日本にある諸外国大使館への訪問も忘れてはいけないと思います。ここには当然諸外国出身者が出入りするわけですし、その国の人達用にメーリングシステムや会報のようなものも出しています。そういうのは利用できるかどうかはわかりませんが、ダメもととで「先生を捜しているので連絡ちょうだい」的な文章を載せてくれないか頼んでみるのも良いでしょう。また、もしかしたら、大使館で出会いがあるかもしれませんね。

どうしてもダメなら、インターネットで先生を探して、インターネットでレッスンを直ぐに始める。これしかないでしょう。お金で買うと言えば聞こえが悪いですが、始めないより全然良いです。元々習うんですから、お金を払うのは当然なので、格安なネットでレッスンを始めるのが良いでしょう。探せばたくさん出て来ると思います。

どの会社がどれだけ良いのかは私には分かりませんので、今ここであえて紹介することは控えます。うちの兄がしていたのはGabaで、良かったとは言っていました。兄がしていたのはインターネットでは無いですが。

まず動いてみましょう。そこから全てが始まっちゃうのです!