Category Archives: ホームステイ

常に何が言いたいのかを考えて

英語での表現をあなたは難しいと思いますか?もしかしたらあなたは英語圏にいかないのかもしれません。今からいう事はどこに行ってもある程度共通します。なぜ、ある程度なのか?それは文化の違いが出てくるからです。文化の違いに関してはあまりここでは触れません。

ここでは違う言語で自分を表現する事に関して触れていきます。今回問題が発生した時にどのように受け答えすれば良いかに触れました。非常に簡単な受け答え方法ですが、効果はかなりあります。

しかし、簡単で効果的なこの方法も使い方によっては全くの無駄になる事は言うまでもありません。また、100%問題が解決するかといえば、そういうことはないです。まず、使い方についてお話します。

この方法の特徴は問題に焦点を当てる事によって、感情的になる事を避け、考え方の違いがあるもの同士がお互いを尊重しあう事に問題の解決法を見出す事にあります。

相手をあなたの考え方に同意させる事を目的としているわけではないですので、ここをしっかりと頭に入れておいて下さい。

留学し始めは違いが新鮮で新しい経験や体験をしてとても楽しいですが、ひとたび自分の価値観や世界観などを侵害されるとその文化を疑いたくなります。しかし、その辺は常に客観的に視野を保つ事を忘れないで下さい。

そして、客観的視野を保つために、常に考えて下さい。常に周りの行動を観察し、あなたの行動と比べて下さい。違いをこちらから見つけ、そして、なぜそのように違うかを考えるようにして下さい。

そして、常に頭の中で疑問を的確に表現できる訓練をして下さい。ここで言う「的確に表現できるように」と言うのは何も無理やり難しい単語を使うことをさしているのではありません。

もちろん、必要になってくる単語は必ず調べておくようにしなければなりません。話の中心になるであろう単語が分からないと非常に苦労します。

例えば、簡単なところでクリスマスと言う単語を知らなければ、あなたはまずクリスマスの事を話すために、クリスマスの説明をしなければなりませんね。

「キリスト教の行事で12月にある」これでクリスマスと言うことはおそらくは分かると思いますが、当然、「クリスマス」という単語を知っていれば話は早いですね。

長くなりますので、今回の整理をしたいと思います。

1. 常に客観的に周りを観察する。

2. 観察しながら常に違いや類似点を考える。

3. 的確に表現できるように訓練をする。

4. 簡潔に表現できるための単語を補う

英会話教材「ドラマで覚える英会話」

ドラマで覚える英会話「ニューヨークライフ」DVDリスニングセット

【留学NPO】選べる留学e-Labelle

1週間からでも参加できる気軽な留学があった!!

【留学NPO】推奨の「趣味が広がるおけいこ留学&体験留学」とは?

  

折り合いをつける

あなたの部屋に勝手に入る事についてホストにあなたの意見を述べました。ホストはあなたの言っていることは分かったとしましょう。しかし、例えば、部屋に入る事に関して何の問題も抱いていなかったホストにしてみれば、「何を言ってるんだ!」となるかもしれません。

例えば、「あなたが居ない時に掃除をしているのよ。」「空気を入れ替えないと湿気がひどいの」など文化の違いだけではなく、その家の構造問題などが出てくる場合もあるでしょう。

そういう時は折り合いをつけなければなりませんね。あなたがこういう風にして、どういう風にしてと注文をつけるのも良いと思いますが、ここでは別の方法を紹介します。

上述いたしましたが、「部屋に入る前に前もって教えていただけませんか?」というオプションを相手に与える事をしました。

しかし、「あなたが居ない時に掃除をしているのよ。」「空気を入れ替えないと湿気がひどいの」などという理由でホストがあなたの部屋に入らなければならないと訴えてきました。

ここであなたが「仕方ないなぁ~」となればそれで問題は解決ですが、そうでない場合がありますね。そういう場合は、さらにオプションを出さなければいけません。

しかし、オプションを出すのは相手です。あなたではありません。

こういう風に言ってみて下さい。

 「Oh! OK. You have to enter my room. But entering my room to clean the room (open the window) in my absence is an option. Is there another?」

(あー、そうなんですね。私の部屋に入らないといけないのですね。あなたが私の居ない間に部屋に入って掃除をする(窓を開ける)のはオプションです。他にオプションはありますか?)

このように問いかけてみて下さい。相手は戸惑うかもしれませんね。このように問いかけられる事はなかなかないでしょうから。予想される答えは、

「What do you mean? (どういうこと?)」

でしょう。

そう言う時は、オプションをこちらから例えを出してあげて下さい。

「Like, AH, I can help you to clean the room?」

そうすると、「Oh, you can do that.」と返って来るでしょう。

ここで終わらず、

「Ok. Is there another option?」

とまた聞いてみて下さい。そうすると、相手がオプションを出してくるでしょう。

「If you want to clean the room yourself, that is ok with me.」

あなたが自分で掃除をするのなら、私はそれでも構わないわよ。

などと返って来るでしょう。

そこで、すかさず

「Is there another option?」

さて、ここで問題解決法を提供しているのは誰か考えて下さい。あなたは質問をしているだけですよね?相手が問題解決の方法を考えてくれる。ここにこの質問のパワーが隠されています。

「Is there another option?」は、相手がもう考えられないと言うところまで言い続けて下さい。

相手からのオプションがなくなったところで、「じゃ、こういうことにしましょうか」という事でお互いに納得した形を選んで下さい。

この練習を今のうちからしっかりと身に付けて下さい。この方法は、日本語でも可能です。ただ、直訳してしまうと変なところがあったり、方言によって言い方が変わってくるのがちょっと不安ですが、問題に意識を持っていく事を常に意識するようにして下さい。

常に冷静に問題を解決する姿勢を持って下さい。また、自分の常識に常に疑問を持つ癖も付けて下さい。あなたの常識が他の人の常識であるわけではない。そのような考え方を身に付けて下さい。

英会話教材「ドラマで覚える英会話」

ドラマで覚える英会話「ニューヨークライフ」DVDリスニングセット

【留学NPO】選べる留学e-Labelle

1週間からでも参加できる気軽な留学があった!!

【留学NPO】推奨の「趣味が広がるおけいこ留学&体験留学」とは?

  

英語で流れを説明します

前回の例をとって英語で説明します。

「あなたが私の居ない時に私の部屋に入っていると分かった時、私は非常にショックを受けました。」

これは、

I feel・・・ when・・・」と言う形を取っています。

「I feel very shocked when I found out that you entered my room in my absence.」

あなたがどういう風に感じたのかをはっきりと言って下さい。そして、「いつ」と言うこともしっかりと告げて下さい。

ここで「なんで?」と聞かれれば、「Because」と続けて理由を述べて下さい。理由は、「私の意見では・・・」の部分に当ると思いますので、そこを参考にして下さい。

I feel・・・ when・・・」のメッセージを伝えました。

次は、申し出ですね。

「入る必要がある時は、前もって教えてくれませんか?」

「Is it possible for you to tell me before you enter the room?」

これは丁寧な申し出です。「Can you・・・?」よりも丁寧ですので、「Is it possible・・・?」のフレーズは覚えておいて下さい。次は、自分の意見の述べ方です。

自分の意見と相手の意見は必ずしも一致するわけではありません。ですので、「私の意見では」と最初に切り出して下さい。

「私の意見では、ここはあなたの家でもこの部屋はあなたが私の部屋として私に割り当ててくれた部屋です。私の文化(家庭)ではそのような事がなかったので非常に困惑しています。」

In my opinion, this room was given to me by you as my room even though this is your house. In my culture (family), no one enters my room without telling me, so I am very confused.

英語では「そのような事」の部分をもっとはっきりと「no one enters my room without telling me」と言っています。これは、問題を相手にはっきりと伝えるために、というより、誤解を避けるためにこのようにはっきりいう事にしましょう。

おさらいです。

I feel・・・ when・・・

丁寧な申し出

In my opinion・・・

問題にポイントを絞って的確に自分の思っている事を相手に伝える。誤解を避けるための表現をする。これが基本です。

一生懸命説明しようとしてポイントがずれていき、結局誤解を招いてしまう。そのような事が多いので、ここで紹介した表現を覚えて下さい。

正統派の英語学習法