Author Archives: hiroimafuji

crooked

これは私がいるアメリカインディアナ州の片田舎では非常に良く使われます。他のエリアでは未確認ですが、テレビでも良く聞きますので、おそらくアメリカ全土で使われていると思います。クイーンズ・イングリッシュを話す、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでも使われていると思いますが、ニュージーランドにいた6年間、この表現はあまり耳にしたことがないと思います。耳にしたことがないだけで、頻繁に使われるかもしれませんので、ご存じの方は、コメント、トラバお待ちしております。

さて、本題ですが、このcrookedは、「ゆがんでいる」または「まっすぐでない」状態を表します。英辞郎では、

1. 湾曲{わんきょく}した、曲がっている、屈曲{くっきょく}した、ゆがんだ、ねじれた

・Your necktie’s crooked. : ネクタイが曲がっているよ。

・The boxer has a crooked nose from years of punishment. : そのボクサーは長年強く打たれたために、鼻が曲がっている。

2. 奇形{きけい}の

・His teeth are crooked. : 彼は歯並びが悪い。

3. 心の曲がった、不正直{ふしょうじき}な、ひねくれた、不正{ふせい}な

・He hates anything crooked. : 彼は不正なことは何でもひどく嫌う。/彼は曲がったことが

大嫌いだ。

と表現されています。Cambridge Dictionaries Onlineでは、

not forming a straight line; having many sharp bends:

と表現されています。しかし、アルクのように、性格については触れていません。ひょっとすると生活について使うのはまれなのかもしれませんが、使わないとはいえないと思います。The New Oxford American Dictionaryでは、少しだけ次のように触れています。

informal dishonest; illegal

日常的には、「カーテンがゆがんでいる」、「歯並びが良くない」、「ライトの笠がゆがんでいる」というように使っています。性格についてcrookedを使っているのはまだ聞いたことが無いです。

さて、発音ですが、”kurukid”が一番近いのではないでしょうか。「ru」の「u」にをアクセントを置いてください。そうするとうまく発音できるのではないかと思います。

壁に額をかけたときに、うーん、ちょっと曲がってるなぁ~と言うときは、

“I think that is a bit crooked”なんていうと、ちょっとかっちょエエかもしれません。

気遣ってくれるのはANA

1993年からニュージーランドに留学に行ってから色々な航空会社を使いました。いまや高級イメージ満載のシンガポール航空が当時は一番安かったのを覚えています。それから、JALも使いましたし、大韓航空も使いました。マレーシア航空も使いました。チケットを取るときに一番安い航空会社を使いました。ニュージーランド航空は高いですが、直通という意味ではとても楽でした。

今はアメリカはインディアナに住んでいます。以前はノースウェストを使っていました。理由は、一番安かったからです。当時使っていた旅行エイジェントIACEトラベルさんがノースウェストに強かったのかもしれません。とにかく他に比べるとめちゃくちゃ安かったです。

ノースウェストを何回も使ったのですが、使うのを止めました。理由は、「安かろう、悪かろう」で、サービスが本当に悪かったです。我慢しきれなくなったということです。まず、客を客として扱っていないような態度。こびへつらうことは無いと思います。ただ、ものすごく態度が悪いのです。これは、日本人が感じるだけではなく、アメリカ人も感じているくらい、国際的に態度が悪いのです。言えば、たくさん出てきますが、ここでは省略します。

そこで、ANAを使うことにしました。ノースウエストより200、300ドル高いです。が、サービスが全く違います。10時間以上飛行機に乗っているのですから、やはり、気持ちよく過ごしたいと思います。

まず、フライト・アテンダントの態度が非常に良いです。非常にきめ細かい心遣いをしてくれます。頭が痛いから薬をください、と頼んだことが数回あるのですが、当然、薬はくれます。しかし、その後、「頭痛はいかがですか?」と言ってくれるのです。これって、すごいなぁ~と思いました。うちの嫁さんはアメリカ人なのですが、その嫁さんにも、「How is your headache?」と声をかけてくれました。嫁さんは、「She is a very good person」とやっぱり素直に喜んでいました。

この心遣いは、世界的に受け入れられる日本の文化だと思いますし、気を使われてうれしくない人の方が少ないと思います。

また、アルコールの飲み放題が挙げられます。私も歳を取ってそんなに飲まなくなりましたが、ノースウエストが500円(2007年現在、2008年4月現在未確認)を取るのに対し、ANAは飲み放題。これは長期フライトにはありがたいサービスです。飲んで寝ることができますから。

そして、いまや標準装備でいてほしい、個人テレビ。これはノースウエストには無かったのです(2007年現在、2008年4月現在未確認)。個人テレビも映画が好きなときに好きなものを見れる。日本のビデオもあるし、とても多彩です。ゲームもついてます。標準装備といえば、それまでですが、それまで個人テレビがないノースウェストで飛んでいたので本当にありがたいサービスだと思いました。

今はANAで日本に帰っています。200ドル、300ドルは痛くないといえばうそになります。でも、人として扱われたいですし、アメリカの家から日本の実家まで丸一日かかりる長旅です。その半分以上を過ごす空のたびで200ドル、300ドル以上の価値をANAは提供してくれています。

残念ながら、現在(2008年4月現在)は、アメリカと日本を結ぶANA便で、インディアナからの直通が無く、関西空港へのアメリカからの便は、LAなど大きな空港しか無いようです。この辺が現在のところ関西出身、インディアナ州に住む私にとって、ちょっと痛いところです。

ANAは現在のところ一押しです。

長旅ならANAを使ってみてはいかがでしょうか?

ANA SKY WEB TOUR

   

聞くだけで英語が出来るようになるのか?

英語が「英会話」という意味ならば、英語が出来る、出来ないで言うと、出来るようになるでしょう。

聞くと言うのは会話ではかなり重要です。聞くことが出来ないと、会話が成立しません。

だから、「英語を聞く」訓練を徹底的にしておく必要があります。だから、英語を聞くという行為は、英会話を向上させるためには避けて通れない道なのです。

意味の分からない単語を口にする事は可能なのか?

私の英語は20歳でニュージーランドに行ってから使い始めたモノです。私も日本の教育を受けていますので、中学、高校と英語を学びました。小学校の時は、チアリー英語教室に通っていました。10歳の時にジャッキーチェンにファンレターを英語で書きました。が、英語を使って日本人以外と会話をするという行為は、20歳からのニュージーランド留学からです。今はアメリカでアメリカ人の妻と生活をしています。英語は学ぶモノではなく、自分の生活に必要な道具として今はとらえています。

英語生活環境で生活をしていると、意味の分からない単語には鬼のように出くわします。そのたびに辞書を引くわけにはいきませんから、雰囲気で単語の意味をつかんでいきます。同じような状況で同じ単語が使われると、耳が勝手に覚えていきます。状況の中で単語を覚えていくことは日常茶飯事です。

耳から入ってくる情報と自分が置かれている状況で「単語を使うこと」を覚えていきます。これは、ほとんどの場合、喜怒哀楽を表現する言葉が多いです。

また、ある特定の状況で、頻繁に出くわす単語でも、辞書を引くことなく、単語の「定義」を自分なりに作っていく作業をしていく事によって、単語を覚えていくこともあります。そうして自分なりに定義を作った単語がまた違う状況で同じように使われると、その定義に確信を持つようになります。ちょっと違うようであれば、定義の修正をします。

このような作業を実際の生活の中では行うことが多いです。そして、時間のあるときに実際の意味を辞書で確かめてみます。ここで、日本語としてスッと入ってきます。また、今まで自分の定義だけであったのが、世の中の定義と合致することで安堵するとも言えるでしょう(笑)このように身につけた単語はまず忘れません。

英語のレベルは関係ないのか?

関係はあると思います。英語初心者がいきなりCNNニュースを繰り返し聞いてもほとんど分からないと思います。しかし、それであきらめてる事はないです。英語の単語で知らないことでも、自分が知っていることを英語で聞くと何となくですが分かるものです。

知っていることから始めることは非常に効果があります。ニュースでも自分が知っている事だと耳に入ってきやすいですが、全く興味のないことや知らないことを英語で聞いても分かることはほぼ不可能です。まずは知っている分野から英語を始めるのが賢明だと言えます。

ただ聞くだけではなく、意識して聞く

「聞くだけ」では英語は「話せる」ようにはならないです。意識して単語を拾うと言う作業をしないと、タダの雑音でしかないでしょう。こんな経験はありませんか?音楽やラジオを聴きながら、勉強をしたり、仕事をする。勉強や仕事に集中していたら、音楽やラジオからの音はほとんど聞こえていないと思います。「音」としては認識はされているでしょうが、内容は理解していないと思います。

これが普段使っていない言語ならどうでしょう?また、全く知識のないことならどうでしょう?音として聞こえるでしょうが、内容は全く分からないと思います。だから、余計にしっかりと意識して聞く作業をしなければなりません。

難しい内容はまず日本語で。

まず日本語で理解しましょう。そして、英語を読む。英語でどういう風に言っているのかに興味を持ちましょう。そして、その英語が実際にどのように話されているのか意識して聞くようにしましょう。そうすると、単語がズバッ、ズバッと耳に入ってくると思います。これを繰り返すことによって、英語が聞けるようになります。

話すためには?

繰り返し聞くことによって耳が慣れてきます。耳が慣れてくると英語が英語で入ってくる準備が出来ます。すなわち、英語をいったん頭の中で日本語に訳す作業が段々無くなってきます。しかし、話すことが出来るようになることはまた違う訓練です。

耳から入ってくる言葉をそのまま口にすることが出来るか?これは案外簡単そうで難しいです。聞こえるようになったら、耳に入ってきた言葉をそのまま口に出す訓練をしましょう。口で覚えないとなかなか「自然に」口から言葉が出てきません。

同じテキストで良いので、耳から入ってくる単語をそのまま繰り返す練習をしましょう。日本語で理解し、そして、英語で理解し、その英語を耳から日本語に訳することなく英語として受け入れる作業をする。そして、聞いたことを再び口で「作り出す」ことで、脳で受け止めた情報が自分で作り出す「モノ」となって自分の作品となって「形」となって現れる。

ここで初めて、自分のモノ、「自分の英語」になると思います。英会話の向上を望むのであれば、「聞く」「話す」の練習は不可欠です。単語を増やす、熟語を増やすということも大変重要ですが、まず、自分の体を英語にならしていくことから始めないといけませんv。ならしながら、単語や熟語を増やしていけばよいです。単語や熟語も覚えても使わなければ、英会話にはなんの役にも立ちませんから。

タダ聞くだけではなく、意識をして聞いてください。そして、それを口に出す事によって、初めて自分のモノになります。聞いたモノを再現することが出来はじめれば、英語が分かってきます。英語が分かってくれば、勉強意欲が出てきます。そうなると、もう、あなたは誰にも止めることが出来なくなるでしょう。