Author Archives: hiroimafuji

海外危機管理・安全対策シリーズ: はじめに

今回から、海外危機管理・安全対策に関するシリーズをお送りしたいと思います。これは海外留学をしようとしている方々や留学を控えたお子さんを持つ保護者の方々に呼んでほしいと思います。

実際あったことを書いています。非常に強烈なことを書くこともあります。しかし、海外全体がそういう所なのかというと、そうではなく、私達日本人の常識では計り知れないことが海外では起こり得るという注意だと思ってください。

「海外は怖い」という先入観だけで海外に出ない人や、間違った知識を持って海外に行くことが本当は怖いことなのです。

日本でも行ってはいけない所へ行くと危険にさらされる可能性が高くなる。日本でもしてはいけないことをしてしまうと、危険な目に会うことがある。

自分の住んでいる地域で安全に暮らせるのは、そういう知識があるからです。しかし、海外に出たら、その国や地域の常識がわからない。だから、ただ「怖い」となってしまいます。

今回のシリーズでは、無意味に海外を怖がることなく、どうすれば危険を避けることができるのかということを中心にお話したいと思います。

以下のような経験をしたことがあるでしょうか?なければ、非常に参考になると思います。

あなたは肌の色が違うというだけで、差別を受けたことがありますか?

あなたはアジア人だという理由だけで、取調べにあった事がありますか?

あなたはスリにあった事はありますか?

あなたはまだ幼い子供からアジア人と言うだけで侮辱を受けたことがありますか?

あなたはいきなり唾を吐き捨てられたことがありますか?

あなたは車に卵をぶつけられたことがありますか?

あなたは発砲されたことがありますか?

あなたはナイフを突きつけられたことがありますか?

あなたは爆弾を仕掛けられたビルから非難したことがありますか?

あなたは銃声を聞いたことがありますか?

あなたは置き引きにあったことがありますか?

あなたは見知らぬ人達にいきなり取り囲まれたことがありますか?

あなたはバスから振り落とされた事はありますか?

あなたには拳銃を護身用に持っている友達が居ますか?

あなたにはナイフを護身用に持ち歩いている友達が居ますか?

あなたの乗ったバスがジャックされた事はありますか?

あなたはカバンをナイフで切られたことがありますか?

あなたはカーチェイスをしたことがありますか?

ジャックしたバスで道をふさいでいる人間を見たことがありますか?

これらの出来事全て、私、または、私の周りで起こったことです。

ニュージーランド6年。グァテマラ2年。合計8年でたったこれだけだと少ないかもしれません。しかし、日本に居たらあまり経験しないことばかりではないでしょうか?

あなたはアジア人だというだけで差別にあう可能性があります。アジア人を好ましく思っていない人がいる。日本人を好ましく思っていない人がいる。当然の事なのですが、日本にいる限り、あなたがこういう人達から「被害を受ける」ことはまず無いでしょう。

海外に出れば、あなたは間違いなくアジア人。また、アジア人の中でも日本人。このことが良くも働き、悪くも働く。それを知ることになります。

あなたがアジア人であるということが、日本人であるということが、良く働く場合は良いのです。楽しんで下さい。悪く働く場合は、中途半端では済まないことがあります。前述したように、アジア人を好まない人が居る。ひどい場合だと危害を加えてくる。このケースは最悪です。

また、交通ルールも違います。例えば、日本なら人が優先です。これが世界の常識だと思ったらまず間違いです。世界の国々を見てきたわけではないですが、少なくとも車優先社会が存在することを私は知っています。

日本の常識が良い、悪い、外国の常識が良い、悪い、と言ったところで始まりません。そのような事はどうでも良いことなのです。大事なことは、あなたが住んでいるところのルールを知ること。そして、自分の身を守る術を身に付けること。これが最も大事なことです。

危険な地域に旅をして、自分の身に何も起こらなかった。「全く問題なかったよ」。ここまでは良い。「危険だって聞いたけど、大丈夫だよ。」 そんなことを平気でいう人達がいます。

その人達にはたまたま何もなかっただけかもしれません。旅行という短期間の滞在で、危険地域と言われる所を5分、10分歩いただけで、「大丈夫だったよ」と言うのは本当に無責任な発言です。

危険な地域を歩いてなんともなかったのですから、自慢をしたいのは分かります。何にもなかったからそういう自慢ができるのですが、住んでいる人間からすると、「あほちゃうか」と思うだけです。失礼ですが、そういう風に言わしていただきます。本当に迷惑な話です。

短期、長期、どこの国に行くのかに関係なく注意して欲しいのは、あなたは既に日本から出ているということをしっかりと認識して欲しいのです。頭では分かっていても、体が日本にいる時のように振舞ってしまうのです。仕方がないのですが、何かあった時に、仕方ないと言えるかどうか・・・

一言に安全対策と言っても、どうして良いかわからないのが確かでしょう。また、海外に出る全ての日本人が犯罪に出会うこともないので、いまいち安全対策と言われてもピンとこないかもしれません。しかし、本シリーズに書いてあることをしっかりと頭に入れて下さい。危険な目に会うのは出来るだけ避けて欲しいです。本当に恐いですからね。

そこで、危険な目に会わないようにするにはどうすれば良いのか。当たり前の事ですが、危険なところに近づかないことが一番です。当然、国によって危険度も違ってきますし、同じ国でも地域によって違ってくるでしょう。

そこで当たり前の事から、私が長年海外に居て経験したことから自然と覚えた危険回避法をここでご紹介したいと思います。読んで終わるのではなく、必ず、実行に移してください。

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知って得する英単語: 10-4 (ten four)

10-4 (ten four)? 英単語やないやないか!と思われるかも知れません。しかし、これは知っておいてとても得すると思います。

実はこれは10(ten)コード、または10シグナルとして、音声通信で使われるコードだということで知られています。音声通信でよく使われる言葉をこのような数字にしてコード化しているということです。

で、10-4って何じゃ?ということなのですが、これは、「了解」とか「OK」という意味だそうです。

アメリカ人とメールをやり取りしていて、これを使われて、「何が10-4じゃ?営業時間か?」と思っていて、アメリカ人の嫁さんに聞いたら、「OK」って事が発覚。

OKの方が簡単やないか!タイプも2回で済むやんけ!

と思いながらも、新しい知識がついたので、それはそれでよかったです。

ひょっとすると誰かが10-4(Ten four)と使うかもしれません。誰かがこれを使ったときは、「ニタリ」としてください。

ちなみに他のコードをWikipediaでも調べてみました。それぞれ、複数の意味があるようですが、現在(2008年9月のWikipedia掲載情報)使われているというものだけを掲載します。

Code

10-00 テン・ダブル・ゼロ

* Officer Down, All Patrols Respond

オフィサー(警察官)負傷。全パトロール応答せよ (ってな感じでしょうか・・・?)

10-0

* Caution: 注意

10-1

* Poor Reception: 不良受信状態

* Officer Needs Help: 要援助

10-2

* Good Reception: 受信状態良好

10-3

* Stop Transmitting: 送信中止

10-4

* Message Received:メッセージ受信

10-5

* Relay: メッセージを中継せよ

10-6

* Busy:話し中(または話せない状態?)

10-7

* Out of Service: 勤務外 

10-8

* Back In Service: 勤務再開

10-9

* Repeat last message: 最後のメッセージを繰り返せ

まだまだありますが、ここではこれまでとします。

日本語は参考にして下さい。状況によって色々な解釈ができるので、英語での表現で理解をするようにして下しさい。

たとえば、Busyは、忙しいですが、これがThe line is busyと電話で使われると、「話し中」になります。

こうしたちょっとしたことを知っていると面白いのですが、めんどくさいですね、ぶっちゃけ(笑)

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本日のの英単語:Universal Precautions - 普遍的予防策

こんな世の中だからこそ注意をしなければならないのでしょうね。今回は、このuniversal precautions 普遍的予防策(措置)を取り上げたいと思います。

さて、日本語でもいまいちぱっとしないこの単語ですが、どういう意味だと思いますか?

全人類が血液媒介性感染症を持っていると仮定して人と接することを言います。これは、アメリカのYMCAに研修に行ったときに習った言葉です。

なぜこんなことを言うかというと、アメリカのYMCAはどちらかというとスポーツジムのようなところになっています。日本のYMCAについては私はあまり知らないのですが、イメージ的に安宿というイメージです。(ユースホステルと混同してるかもしれません。違ったら申し訳ないです)。

YMCAを知らない方は、Wikipediaをどうぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99%E9%9D%92%E5%B9%B4%E4%BC%9A

スポーツジムには怪我がつきもの。特に子供はすり傷など簡単に作ります。このときに、「血液に触れることなく、処理をする」ということで、「Universal Precautions- 普遍的予防策」を習ったわけです。

さらに続けて、「どんなに小さな赤ん坊でも、扱いは同じである」ということでした。

血液媒介性感染症には、B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(HIV)、梅毒があります。

赤ちゃんがそんな病気を持っているわけがないと、医療関係者ではない人間は考えてしまいがちなそうですが、お母さんが何らかの血液媒介性感染症の場合、赤ちゃんが感染している可能性は大きいわけです。

どんなかわいい子供でも、素手で処置は決してしてはならない。

いやいや、この世の中その通りなのでしょうが、しかし、すごい世の中になってしまいましたね。

今は、マウスートゥーマウスも、専用マウスピースがあり、このような感染症を防ぐようにしているくらいですから、もうこれが当たり前なのでしょうね。

Universal Precautionsでした。

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