日本人が来た その3

日本人が来た! その3


マーカス君、このボロボロの教科書はなんだね?


と、突っ込みつつ7歳のマーカス君に音読をさせる私。


読めないんですよ。

そうですね、やっと「THE」は判別できるのですが、

4文字以上の単語はいまいち読めない。


もともと、ここに来る子供たちはチョットお勉強が遅れているらしいのですが、

マーカス君は一番遅れていると、義妹。


オッケー。


なかなか進まない音読。

そして、なぜか私が読んでマーカスが、


「ハイ、次!」


違うやろ!そして、また、元気に言うな!


と突っ込みを入れつつ、何とか読書を終えた。


ふとマーカスが私の髪の毛を掴み、


「なめてんのかぁ~!」とは言いません。(^O^)


「何でBraidsにしてないの?」

*「Braids」とは髪の毛を三つ網にしている状態です。

この場合は、黒人の人が良くしている髪型のことですね。


わたしゃ、何のことかサッパリ分からんかったのですが、

前に座っていた嫁さんが、後で説明してくれました。


私の髪の毛は長くないのですが、黒人の人の短い髪の毛に比べて長いです。

で、短髪でない人はBraidsにするようですね、男性は。

だから、マーカスは私になぜBraidsにしていないのか聞いたんです。


彼らはもちろん、黒人社会で育っています。

ウチの嫁さんの髪の毛を触って、


「本物?」


って聞くんですね。


縮れてなくて、さらさらしてるから


んで、彼らにとって日本人も初めてのことだったんです。


つづく


日本人が来た その2

いや、又雪が降りました・・・

何や知らんですけど、今冬は過去100年で一番あったかいとか・・・

ホンマかいな!寒いの嫌いな僕をおちょくってるだけじゃないの?


再び雪が・・・01再び雪が・・・02再び雪が・・・03


さて、


日本人が来た! 続き


運転すること小一時間。

着いたのは閑散とした住宅地にあるちょっとモダンな教会。

モダンといっても教会の形をしていないだけです。ハイ。


ブーとブザーを鳴らす義妹。

義妹がなんじゃ話すと「Come in(どうぞ)」と

インターフォンから声がして、ドアの鍵が開いた。


大体教会は図書館とか公共の施設のように、

サクッと入れるんですが、ここは違うようですね 

σ(^_^;)アセアセ…


はい、当然のことながら、閑散としている理由は、

危険な地帯だからです。これは紛れもない事実です。

間違いなく迷い込みたくないところです。


子供たちより早く着いた我々は特にすることもなく、

トイレに行ったり、写真を見たりしてました。


で、来ましたねぇ~

15分ほどしたら、ドドォ~~~~っとおチビちゃん達が!


えー、

ディズニーランドのミッキーマウスとミニーマウスのようでしたね、

私と嫁さん。


子供に取り囲まれました。

握手を求めらるのもあまりない事ですわね。


2人ほど「こんにちわー」って挨拶してくれた子が居ました。

義妹が予教えていたのだとか。ニクイねぇ~


思いっきり取り囲まれた後、

私はマーカス君の担当になりました。

7歳のマーカス君。


嫁さんは6歳のディアンドレ君と私達の向かいに座って、

お勉強タイム。


じゃ、宿題するぞぉ~とマーカス君に教科書を取り出すように指示。


ゴソゴソゴソっとポケットから紙切れを取り出す。

広げると教科書!


\(-_-)ナンデヤネンッ!!



ってか、

折りたたんでポケットに入れることが出来る教科書にビックリ。


アメリカ(嫁さんとその妹弟の場合)は教科書は学校から借りたんだとか。

買取ではないようですね。

アメリカ全土がそうかどうかは分かりませんが。


それにしても、折りたたんでポケットにしまっているわけですから、

ボロボロになってました。だから、読めるとこを読みました。


つづく


日本人が来た!

2月1日(水)の事です・・・

うちの義理の妹はPart-timeの大学生なんです。

週4回は約1時間30分かけて違う町のとある教会へ行っとります。

手っ取り早く言うとお子ちゃま達の面倒を見に行っとるわけです。

私も少しの間そういうところに居ました。

共働きの家の子が家の人が帰ってくるまで居るところです。

何ていうんでしたっけ・・・こういう所・・・

まぁ、そういうことで、

水曜日は嫁さんと義妹のお手伝いに行きました。

お手伝いするという事は、人手が足りないのですわ。

30人から居る子供の相手を3、4人でするわけですからね。

タダの子供じゃありません。

6~10歳くらいの子供達です。

その子供達の宿題をさせないと行けなわけです。

また、普通の子供達ではありません。

お父さんがドラッグのやりすぎで死んだり・・・

お母さんは遠い所(おそらく刑務所)に居たり・・・

シングルマザーでお母さんお仕事掛け持ちだったり・・・

大人から構ってもらいたい子供達ばっかりでした。

30人から居る子供の中で白人は1人でした。

つづく