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英語で名言 “The key to achievement is being a How thinker and not an If thinker.”

考え方によって自分の目標を達成するかどうかは決まります。自分の考えを実行することが「行動」に現れるわけですから、当然といえば当然なのですが。

「今週のProverb」では、考え方について教えてくれています。巷では「Positive thinking」と言うようにプラス思考が成功の秘訣だと言っていますね。

実際にプラス思考とはどういうことでしょうか?

目的を達成しようとする人は、その目的を達成するためには、どうしたら良いか(How)を考えます。

目的を達成をなかなか出来ない人は、他力本願で物事を考えてしまいがちです。分かりやすい所で、

「もっと自分に英語の力があればなぁ~」

「もっとテストが簡単だったらなぁ~」

「英語が母国語だったら良かったなのになぁ~」

または、

「留学したら就職が簡単に出来ると聞いた」

「お金があったら留学するのになぁ~」

そうです、もし(If)で物事を考えてしまうのです。

もちろん、人間ですからこういうことを考えてしまうことはあるでしょう。これが考えの中心になってしまうことが、目標達成から自分を遠ざけてしまうのですね。

「If」から「How」に考え方を変えるだけで、かなり目標達成に近づくことが出来ます。

目標達成、即ち、問題解決能力を付けるために「How」が必要で、「If」はあまり役に立たないのです。

英語で名言  “Yesterday I dared to struggle. Today I dare to win.”

“Yesterday I dared to struggle. Today I dare to win.”

Bernadette Devlin

渡米後1年が経った頃のお話です。

サマースクールの先生をしていました。

インディアナポリスの一角にある貧しい人達が住むエリアにある教会が主催する「サ

マースクール」で、子供達相手に格闘していました。

しかし、ほぼ黒人の子供で構成されているこのサマースクール。日本の子供たちとも

今まで接してきた子供たちとも違う子供たちを相手にするのは、 「挑戦」するとい

う言葉がぴったりです。

10歳前後の子供達の発言とは思えないような発言はしょっちゅうです。ドラッグ(麻

薬)、ガン(拳銃)、警察に対する悪口などの発言は、なかなか日本の子供達の口か

ら発せられることはないでしょう。

しかし、これだけではなく、子供の英語ほど難しいものはないのです。日本の子供た

ちでもそうですが、ちょっと気を抜くと何を言っているのかわからない。それが、英

語だからたまりません。しかも黒人独特の英語。かなり集中しても分からない。

と、新米先生として毎日家に帰るとぐったりしている日が続いていました。

家に帰れば、一休みをし、MBAのバーチャルクラス(インターネット)でのディスカ

ッションに参加。リサーチをして意見を述べると言う作業を毎日行ないました。

そんな自分も

よし、今日こそは!

となるような言葉が、今日の言葉です。

「dare」はよく聴くのですが、今までしっかりと調べたことはなかったのです。今回

は、しっかりと調べました。

Dare: to be brave enough to do something difficult or dangerous, or to be

rude or foolish enough to do something that you have no right to do

“Cambridge Online Dictionary”

「Struggle」を調べてみると、

Struggle:to experience difficulty and make a very great effort in order to

do something

“Cambridge Online Dictionary”

昨日: 目的を達成するために勇気を持って直面している困難な問題解決のために全力を尽くした。

今日: どんなに困難でも問題解決(勝利)を達成する。

まさに今の私に必要な言葉です。

昨日の自分に今日は勝利をする。

日本の子供達の先生もしたことない素人が、どこまで出来るかわかりませんが、

Today I dare to win!

英語で名言 ”We don’t receive wisdom; we must discover it for ourselves after a journey that no one can take for us or spare us.”

“We don’t receive wisdom; we must discover it for ourselves after

a journey that no one can take for us or spare us.”

Marcel Proust

真っ直ぐですね。真っ直ぐに言いたいことが伝わってきます。

「頭でっかち」と言う言葉をご存知でしょうか?

頭でっかちとは、理屈ばかり言って(知識だけが豊かで)行動の伴わない△様子

(人)。

Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,

1974,1981,1989,1997

沢山の本を読んで知識は豊富です。そして、物事に対して沢山の意見を持ってい

る。それはそれでよいのですが、行動が伴わないと人を動かすだけの力が言葉に

備わりません。

いくら良い言葉でも知恵でもことわざでも、自分で実際に経験し自分の中にとり

こまないとただの知識でしかないのです。

あなたが歩かねばならない道を他人の人に任せて、あとで、どうであったか聞く

ことは出来るでしょう。しかし、その経験はあなたのものではなく、あなたの代

わりに歩いた人のものです。

避けることが出来ない、代わりを立てることができないあなただけの旅を経験し

終えた後に初めて自分の知恵となります。

良くあることですが、

「あの時あの人が言ってた事が今やっとわかる」

これは、その当時その言葉が分かるだけの経験をつんでいないということですよ

ね。経験をつむことによって、知恵やことわざの内容が本当に分かる。

当たり前のことですが、なかなか出来ないことです。

私が留学して分かったこと。

それは、自分が日本人であるということ。

そして、差別される人間の気持ち。

この二つが大きいですね。

もちろんもっとありますが、留学しなければ分からなかったことです。