Category Archives: アメリカ生活

アメリカの保険制度:保険会社によって違うでしょうが参考までに

アメリカの保険会社の制度について少しお話をしたいと思います。なぜ、アメリカの医療費が高いのかが分かると思います。アメリカに長期滞在アメリカ旅行に行く人達にも参考になるかもしれません。

アメリカでは、日本のように国民保険はありません。州によって、低所得者への生活保護などの一環として医療費も免除されたり、日本のように数割支払うなどの制度があります。

基本は、勤め先が用意をしている保険会社に加盟すると言うことです。会社が加盟している保険会社のよしあしで、勤め先を選ぶこともあります。なぜなら、それくらい医療費が高いからです。

言うまでもなく、会社によっては保険会社も違いますし、保険会社でも様々なプランを用意しています。ですので、これは、私の家族が入っている保険会社の一プランのお話です。

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アメリカのヘアスタイリスト:場所変えすぎ・・・

アメリカのヘアスタイリストは、基本的にお店とは家主と借主的な関係にあります。サロンの持ち主もヘアスタイリストの場合もありますし、そうでない場合もありますが、ヘアスタイリストのほとんどが、自分のステーション(自分の仕事場)を借りると言う形をとっています。日本でもそうなんでしょうか・・・

これは、これで、別に結構なんですが、まぁ、あちこちと転々とします。私も今住んでいるこの小さな町で3人目です。2005年に引っ越してきた町です。丸4年たたずして3人目です。

一人目は、旦那さんの仕事の都合で違う町へ引っ越していったのですが、2人目は突如と姿を消しました。これは、びっくりですね。おそらく、違う町へ行ってしまったのでしょう。大体、場所変えをする場合は、自分の顧客に連絡するんですが・・・

2番目のヘアスタイリストのお姉ちゃんは、4分の1日本人で、結構、うまかったので、残念です。まぁ、僕も2、3ヶ月に1度しか行かなかったので、行く度にちょっとずつ髪型が変わっていました。

今回のおばちゃんは、嫁さんが教えてくれた家の近所のヘアサロンで働いていたのですが、1回行ってからすぐに、「場所変えたから、今度からこっちに来てくれる?前のところは、ビジネス的に相性が悪くてさ、こっちに移ってきたのよ~でさ~わかるぅ~」と電話がかかってきました。

このおばちゃん、ようしゃべります。でも、うまいんです。最初に行った時は、こうしてくれ、ああしてくれと言うたら、まぁ、見事に言うてる通りにしてくれました。でも、2時間掛かりましたが・・・ようしゃべるんです。

で、今回はそのおばちゃんの新しいサロンへ。アメリカの映画で、おばちゃんたちが頭にパーマの機械をガボッとかぶせている風景とか見たことないですか?あんな感じのお店。タバコ臭いし。

入ったら、みんなが一斉にこちらを見て、動きを止めました。

「Is Shannon here?(シャノンいる?)」

と聞く私に、

「She is not here yet. Do you have an appointment with her?」

(まだ来てへんわ。予約いれてんの?)

と返事が返ってきました。

「入れてます。」

と返したら、

「ほな、そこに座って待っとき」

ホンマに、こんな感じですよ。英語って日本語ほど言い方が違わないから、いろんな話し方がないと思うでしょ?それが違うんですよ。言い方や態度、しぐさで、ニュアンスが変わるんです。

内心、

エラいところに来てもうたがなぁ~

と思ってました。

だって、髪切る人も、切られる人も、おばちゃんとおばあちゃんです。そして、「ほな、そこに座っとき」という、客の扱い。「ほな」って・・・

たまりませんね。しかし、これが、我が住む町なのですから仕方ありません。

で、シャノンが来たのが予約時間を5分ほど過ぎた頃。もうね、怒る気もおこりませんね。普通だから、遅れてきたりするの。こんなんにね、いちいち腹立ててたら、即効で精神科にお世話にならんといけません。

で、今回は、シャノン大体50分で髪切ってくれました。ってかね、もうちょっと早う出来るやろう・・・しかし、まぁ、だんだんと早くなっているので、次からはもっと早いと思います。常に同じスタイリストを使うことも、自分の思い通りの髪型をゲットするためのコツです。

ということで、アメリカのヘアスタイリストは、このように、転々としますので、客もそれに合わせて、ヘアサロンが変わったりします。面白いでしょ?

アメリカ中西部のヘアサロン(散髪屋):そんな切り方はヤメテ!

アメリカのヘアサロン、散髪屋ってどういうイメージでしょう?いまやほぼ全世界に日本人のヘアスタイリストがいますが、私の住んでいるインディアナ北部の6万人弱の町にはそんな人はいません。今回はそんな日常生活のお話をいたします。

私の髪は直毛です。外国の人の髪はちょっと天然パーマっぽいです。だから、極端な話、前髪をバスっと一直線に切ってもある程度、ばらつきがあるように見えます。しかし、これを私なんかがされると、坊ちゃんになります。よくされました、このようなきり方。今年36のオッサンがそんな坊ちゃん刈りで、町を歩くことはできません。

散髪屋というか、ヘアサロンに行くと、私は必ず、「僕は直毛でしょ。だから、まっすぐには切らんといてな」的な話から入ります。しかし、私のような直毛を切り慣れていないジモピー達はどうしても揃えたがります。

また、どうしても、この辺はファッションと言う言葉とは間逆のところに位置しております。だから、本当にワンパターンな切り方しか知らんのと違うかと思うほど、技がありません。基本的に、

  • バサッと切って、
  • 後ろはバリカンで揃える

これでおしまいです。

ですので、説明もしっかりと入れないと、バサッと切ってバリカンを入れられて終わり。お坊ちゃんの出来上がりと言う風になります。

私は、バサッとさせませんし、バリカンも入れさせません。そんなことはあってはならないのです。

たまに、めんどくさくて、説明しないときがあります。そういう時は、かなりの勢いで、小僧になっています。

だから、説明が面倒くさい、または、説明ができないと思う人、自分の気に入った髪形をキープしたい人は、写真を前、横、後ろとしっかりととって、それを見せましょう。それ位しましょう。笑い者にはなりたくないでしょう・・・

ヘアサロンについてはちょっと面白いこともありますので、次回また書きます。

バリカンを英語でなんていうか知っていますか?