Author Archives: hiroimafuji

アメリカのヘアスタイリスト:場所変えすぎ・・・

アメリカのヘアスタイリストは、基本的にお店とは家主と借主的な関係にあります。サロンの持ち主もヘアスタイリストの場合もありますし、そうでない場合もありますが、ヘアスタイリストのほとんどが、自分のステーション(自分の仕事場)を借りると言う形をとっています。日本でもそうなんでしょうか・・・

これは、これで、別に結構なんですが、まぁ、あちこちと転々とします。私も今住んでいるこの小さな町で3人目です。2005年に引っ越してきた町です。丸4年たたずして3人目です。

一人目は、旦那さんの仕事の都合で違う町へ引っ越していったのですが、2人目は突如と姿を消しました。これは、びっくりですね。おそらく、違う町へ行ってしまったのでしょう。大体、場所変えをする場合は、自分の顧客に連絡するんですが・・・

2番目のヘアスタイリストのお姉ちゃんは、4分の1日本人で、結構、うまかったので、残念です。まぁ、僕も2、3ヶ月に1度しか行かなかったので、行く度にちょっとずつ髪型が変わっていました。

今回のおばちゃんは、嫁さんが教えてくれた家の近所のヘアサロンで働いていたのですが、1回行ってからすぐに、「場所変えたから、今度からこっちに来てくれる?前のところは、ビジネス的に相性が悪くてさ、こっちに移ってきたのよ~でさ~わかるぅ~」と電話がかかってきました。

このおばちゃん、ようしゃべります。でも、うまいんです。最初に行った時は、こうしてくれ、ああしてくれと言うたら、まぁ、見事に言うてる通りにしてくれました。でも、2時間掛かりましたが・・・ようしゃべるんです。

で、今回はそのおばちゃんの新しいサロンへ。アメリカの映画で、おばちゃんたちが頭にパーマの機械をガボッとかぶせている風景とか見たことないですか?あんな感じのお店。タバコ臭いし。

入ったら、みんなが一斉にこちらを見て、動きを止めました。

「Is Shannon here?(シャノンいる?)」

と聞く私に、

「She is not here yet. Do you have an appointment with her?」

(まだ来てへんわ。予約いれてんの?)

と返事が返ってきました。

「入れてます。」

と返したら、

「ほな、そこに座って待っとき」

ホンマに、こんな感じですよ。英語って日本語ほど言い方が違わないから、いろんな話し方がないと思うでしょ?それが違うんですよ。言い方や態度、しぐさで、ニュアンスが変わるんです。

内心、

エラいところに来てもうたがなぁ~

と思ってました。

だって、髪切る人も、切られる人も、おばちゃんとおばあちゃんです。そして、「ほな、そこに座っとき」という、客の扱い。「ほな」って・・・

たまりませんね。しかし、これが、我が住む町なのですから仕方ありません。

で、シャノンが来たのが予約時間を5分ほど過ぎた頃。もうね、怒る気もおこりませんね。普通だから、遅れてきたりするの。こんなんにね、いちいち腹立ててたら、即効で精神科にお世話にならんといけません。

で、今回は、シャノン大体50分で髪切ってくれました。ってかね、もうちょっと早う出来るやろう・・・しかし、まぁ、だんだんと早くなっているので、次からはもっと早いと思います。常に同じスタイリストを使うことも、自分の思い通りの髪型をゲットするためのコツです。

ということで、アメリカのヘアスタイリストは、このように、転々としますので、客もそれに合わせて、ヘアサロンが変わったりします。面白いでしょ?

俺にも出来た起業法:選んだニッチな分野の需要は?

自分が選んだニッチな分野の需要は、その分野のビジネスの可能性を見る一つの目安になります。それが全てではありません。一に、情熱です。これがあって、初めて、ビジネスの土台が出来るのですから。

さて、それでも、お金になるかならないかは、結構重要ですよね?じゃないと、好きなことで飯を食うなんてことは、とてもじゃないけど出来ません。需要と言うのは、あなたのオタク分野、ニッチな市場に興味のある人はどれくらいいるか、と言うことです。

検索エンジンでキーワードを入れて出てくるページは、供給ですね。これで、どれくらいの人が自分の分野で記事を書いているか、または、サイトを持っているかが分かります。これは、ライバル数と思ってください。

ライバルが多ければ多いほど、競争が激しいですが、ライバルが多いと言うことは、その話題に関して知りたい人も多いと言うことです。

需要を調べるには、グーグルのキーワードツールというを使うと結構なことが分かります。

自分の分野のキーワードを入れることで、それが、どれくらい検索されたのかが分かります。検索されている回数が多いほど、需要が多いと言うことになります。

例えば、私の友人で、税理士がおります。当然、税理士は日本に鬼のようにいるわけです。この友人がどういう風なビジネスの展開をしたいかによって、ニッチマーケットが違ってくるということです。庶民相手なのか、企業相手なのか。または、ネットで出来る可能性を探しているのか、そうでないのか?

ちょっと、例が自分の知らない分野だったので、自分の知っている分野、英会話でやってみます。

以下のツールを使うと、グーグルだけではなく、ヤフーでの需要も見れるので、以下のツールを使ってやっています。

キーワードアドバイスツールプラス

残念ながら現在Googleの結果は、調整中で出ないようです。そういう時は、上のGoogleツールを使ってやります。

そうすると、検索回数が出ます。検索回数が大きいほど、需要が高いとなります。もちろん、英会話という単語を含むページは、無数にありますので、もっと絞ります。

日常英会話というのはどうでしょうか。

グーグルの方はあまり情報がありませんが、キーワードアドバイスツールプラスの方は、「日常 英会話 フレーズ」など検索された言葉を挙げてくれています。

こうやって検索回数を見て、需要を調べるわけですが、どれくらいの需要があればよいのでしょうか。

色んな人が色んなことをおっしゃっています。一概に言えませんが、一ヶ月に3000回以上は検索される言葉がよいのではないでしょうか。欲を言えば5000。

あまり需要がないと、人が来ません。自分の好きなことでビジネスをすることを考えている以上、人に来てもらわないといけません。検索回数が低いと言うことは、需要が低い、すなわち、人の来ない路地裏ででひっそりと店を出しているのとあまり変わりありません。

理想なのは、需要が多くて、供給(ライバル数)が少ないのがいいわけですが、なかなかそういうわけにいきません。

逆に、あまりに検索数が低いからといって、それが商売にならないのかと言うと、そうではありません。

私は英語のサイトを1つ持っているのですが、それはそれでお金が入ってきます。今150ページほどありますが、毎日平均200人ほどが来てくれます。毎月の訪問者は毎月増加しています。

検索回数は、極端に低いキーワードばかりです。100や150と言うのがほとんどです。が、英語と言うこともあり、相手は全世界です。ですので、一度作ってしまえば、内容がよければ、口コミでドンドン広がります。

英語のサイトは、これからも内容を充実させていくので、もっと訪問者が期待されます。これを続けて行くことが、好きなことで飯を食うことに繋がるのではないかと思っています。

自分のオタク分野で、ニッチマーケットを確立するくらいの気概を持ってやってみてはいかがでしょう。

だってね、ゲーマー(ゲーム大好きでゲームばかりする人)が、ゲームをして飯を食ってる事実があるんです。いつか、自分の好きなことで食える日が来てもエエやないですか!

俺にも出来た起業法

  1. ビジネスを始めるのは簡単か?
  2. ビジネスの始め方:オタク分野を探す
  3. ニッチ・オタク分野の需要:自分はどれくらいニッチなビジネス、オタクな分野で求められているのか?

アメリカ中西部のヘアサロン(散髪屋):そんな切り方はヤメテ!

アメリカのヘアサロン、散髪屋ってどういうイメージでしょう?いまやほぼ全世界に日本人のヘアスタイリストがいますが、私の住んでいるインディアナ北部の6万人弱の町にはそんな人はいません。今回はそんな日常生活のお話をいたします。

私の髪は直毛です。外国の人の髪はちょっと天然パーマっぽいです。だから、極端な話、前髪をバスっと一直線に切ってもある程度、ばらつきがあるように見えます。しかし、これを私なんかがされると、坊ちゃんになります。よくされました、このようなきり方。今年36のオッサンがそんな坊ちゃん刈りで、町を歩くことはできません。

散髪屋というか、ヘアサロンに行くと、私は必ず、「僕は直毛でしょ。だから、まっすぐには切らんといてな」的な話から入ります。しかし、私のような直毛を切り慣れていないジモピー達はどうしても揃えたがります。

また、どうしても、この辺はファッションと言う言葉とは間逆のところに位置しております。だから、本当にワンパターンな切り方しか知らんのと違うかと思うほど、技がありません。基本的に、

  • バサッと切って、
  • 後ろはバリカンで揃える

これでおしまいです。

ですので、説明もしっかりと入れないと、バサッと切ってバリカンを入れられて終わり。お坊ちゃんの出来上がりと言う風になります。

私は、バサッとさせませんし、バリカンも入れさせません。そんなことはあってはならないのです。

たまに、めんどくさくて、説明しないときがあります。そういう時は、かなりの勢いで、小僧になっています。

だから、説明が面倒くさい、または、説明ができないと思う人、自分の気に入った髪形をキープしたい人は、写真を前、横、後ろとしっかりととって、それを見せましょう。それ位しましょう。笑い者にはなりたくないでしょう・・・

ヘアサロンについてはちょっと面白いこともありますので、次回また書きます。

バリカンを英語でなんていうか知っていますか?