大学・大学院留学が増えてきました。それに伴い当然のごとく大学・大学院選びの質問も多くなってきます。そこで、留学全般のお話を大学、大学院留学に当てはめてお話をしたいと思います。
そこで質問です。あなたが留学先を決定する時に重要視する条件はどんな条件でしょうか?
* 場所
* 資金
大体この2つが主だと思います。人によってそれぞれまた違いが出てくるでしょう。
大学・大学院留学が増えてきました。それに伴い当然のごとく大学・大学院選びの質問も多くなってきます。そこで、留学全般のお話を大学、大学院留学に当てはめてお話をしたいと思います。
そこで質問です。あなたが留学先を決定する時に重要視する条件はどんな条件でしょうか?
* 場所
* 資金
大体この2つが主だと思います。人によってそれぞれまた違いが出てくるでしょう。
留学未体験の人にとって、魅力的なことは何でしょうか?現地サポートの充実だと思います。海外は何があるかわからない。だからこそ、サポートという言葉の魔力に引き寄せられるのでしょう。
留学業界もその辺は良くわかっているので、自社現地サポートをかなり強調しています。ここで問題になってきているのは、実際に『自社』現地サポートが存在するのかどうかということです。
お答えします。あるともいえるし、ないともいえるのです。この自社という言葉の中に秘められているちょっとしたまやかしをご紹介しましょう。『自社=支社』では、ない ということです。
冷静に考えてみてください。留学会社は海外に支社があるような大企業だと思いますか?違いますよね?ですので、こういう風に考えます。*ただし当然例外があります。ある一定の場所に特化した留学会社なら当然支社があってもおかしくないです。
ですので、以下、3つの形態だと思ってもらって間違いないと思います。
・ 自社が本当に支社である場合。
・ 自社というのは、その留学会社のみと提携している現地の会社
・ 完全な委託。現地の会社は多数の留学会社と提携している。
「完全なる委託」の場合、日本の留学会社を通して現地入りまでが、おそらく、その留学会社の責任部分でしょう。現地入りすれば、委託している会社に任せっきり。問題があっても、日本の留学会社は、知らぬ存ぜぬになってしまう可能性があります。
さて、留学会社云々の前に、あなたが必要なサポートとは何でしょうか?どんなサポートがあるのか?ではなく、
「あなたに必要なサポートは何なのか?」
これが一番大事なのです。
この辺を一度良く考えてみてください。本書を見て自分で行動してみて、わからない時にどうすれば良いのか?そこで初めて、問題解決能力を鍛えることが出来るのです。
私が一番あってほしいサポート。それは、「病気になった時や大怪我した時にどのようなサポートをしてくれるか」だと思っています。
日本にいる時ならば、友達や親族に電話をすれば助けてもらえる可能性は高いでしょう。しかし、誰も知らないところへ留学して、親戚、友達もまだまだ居ない。ましてや、医学用語など全く分からない状態だったら・・・?
そういう時に迅速に対応してくれる会社ならば、サポートと言う面では、本当に価値があると思います。
私がアキレス腱を切った時は、留学2ヶ月目でした。日本語が話せるフラットメイトが居て、説明してくれ、ラッキーでしたが、後は全く分かりませんでした。
麻酔も全身麻酔なんて事は分からず、いきなり眠らされましたから (笑)今だから笑えますが、当時はかなりビビリました(^^;;
まず、サポートがあるなしではなく、また、どんなサポートをしてくれるのだろうかではなく、
「あなたに必要なサポートは何なのか?」
これを自分に問いかけてみてください。
現地サポートの見分け方
一番手っ取り早い方法。それは、現地に出向き、留学会社を通して現地入りした学生にインタビューを敢行すれば良いのです。
インタビューって言うのは大げさかもしれませんが、「私もあなたと同じ○○留学会社で留学しようと思ってるんですけど、現地サポートはどうですか?」で、大体分かりますね。
もちろん、一人だけではあまりにも少なすぎるので、同じ留学会社を通して現地入りした人間5人ほどに聞いてみましょう。2社、3社の留学会社からの留学生5人ほど。10人から15人ですね。
語学学校も2、3校下見するついでにそういうことをすれば、まず、留学会社選びで失敗する事はない。
そうなんです。20万円弱の下見旅行で無駄な時間とお金をかけずに済みます。せめて、ここくらいまでして欲しいと思います。
さて、一応、留学会社においてのやり取りの仕方を載せておきますね。しかし、これで100%見抜けるかといったら、そうでないことも付け加えておきます。
これは留学するしないに関係なく、海外とやりとりをするうえで参考になると思いますのでぜひ一読しておいてください。ご自分で留学準備をしている人は特に注意をして読んでほしいところです。
特に初めて海外とやりとりする方は気をつけてほしいことがあります。それは「日本のようには行かない」ということです。
ここでお話しすることは傾向です。ですので、すべての外国の方に当てはまるというわけではありません。基本的に海外の方は日本人のように時間にきっちりしていません。また、ミスも多いですし、ミスに対しての態度も日本人のように恐縮することはあまりないです。これは、決して大げさに表現しているのではありません。
例をちょっと上げますと、全体的に平気で「公文書」にミスをしたり、ギリギリまでほっとくようなことが多いです。
こちらが主導権を握って先に先に行動しなければ、相手のペースにはまります
相手のペースにはまる
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ビザに間に合わなくなる
そういう可能性が出来るかもしれません。
海外に出ると分かりますが、高級ホテル、レストランというところは別として、一般のホテル、レストランはサービスがあまりにもひどいことが多いです。
これは実際にあった話です。レストランでと注文したものと違うものが出てきたとしましょう。
日本なら、
「申し訳ありません。すぐにご注文されたものをお作りします!!」
となるのが「普通」でしょう。
海外では、
「注文したものと同じ値段やからいいでしょ。」
「いいでしょ」という人もいます。
これは実際に起こった話なのですが、「オッケー」とにこやかに間違った注文を持ってきたウェイトレスに文句も全く言わなかったです。これは、ひとえに国民性なのかもしれません。それがその地域での文化なのかもしれません。しかし、日本では考えられない接客の仕方です。
「事が運ばない場合」を常に想定して、早め早めに動くことが肝心です。
英語のやりとりでとても大変だと思います。しかし、留学先に行くと、もっと大変なのです。ですのでこれは留学先での生活の練習と思ってしっかりとやってください。お互いに嫌な思いをしないために、常に先手、先手を打つようにしてください。そして、メールのやり取りはしっかりと保存しておきましょう。印刷しておくのもよいでしょう。
注意しておきますが、もちろん、全てがこういう人ばかりではないです。そういう人が存在する事実があり、また、日本と比べると非常に多いということです。