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海外安全対策・危機管理情報シリーズ: 安全対策の基本

留学先、旅行先では、当然、ワクワクして下さい。これからあなたのアドベンチャーが始まるのです。そう、あなたは新しい自分発見へ向けて、夢に向かって旅たったのです。ワクワク、ドキドキしながら留学を楽しむ!楽しまなくてはいけません!

しかし、楽しいことばかりではないのが、留学。学校の先生のようなことを言いますが、節度を守って、禁止事項を守って下さい。「楽しむこと」と「気を緩めること」は違います。

不思議なことに、危険が向こうからやって来ることは大体ありません自分から向かって行くか、招いているかです。と言うことは、自分から向かって行かなければ良いわけですね?と言うことは、招くようなことをしなければ良いのですよね?

私の経験上、自分から危険なところに身を置くような事をすることがない時は、危険度は限りなく0に近かったです。しかし、自分から危険な行為をするような事をすれば、もちろん、危険度は100%近くになりました。

この基本中の基本から入って行きたいと思います。覚えておいて下さい。危険は、自分から危険な所に行ったり、危険なことを招き入れるようなことをしなければ、避けることが出来ます。

当たり前の話なのです。しかし、海外に出て、危険な目にあう日本人が後を絶たないことを良く考えて、上記のことは覚えておいて下さい。そして、本シリーズは危険を避ける方法をお伝えいたします。

しかし、読み進める前に、もしあなたに海外に行く予定が有るのでしたら、目的地の日本大使館、または、領事館の連絡先をしっかりと紙に書いて持参して下さい。あなたが犯罪にあったり、パスポートを盗まれたりしたら、まず連絡するところが日本大使館です。しっかりと指示を仰いで下さい。

また、パスポート番号などを控えておくこともお勧めします。出国前にはパスポートのコピーをご家族に渡しておきましょう。そして、自分でもしっかりと保管しておきましょう。

ところで、あなたはパスポートをどんな時に使うか知っていますか?以下の時に必要です。

1. 空港などでの出入国審査の時

2. ビザ(査証)を申請する時

3. 国際線の飛行機や外国でホテルにチェックインする時

4. トラベラーズ・チェックを使用する時

5. 外国で警察官などから身分証明書の呈示を求められた時

5.の「外国で警察官などから身分証明書の呈示を求められた時」についてですが、次に言うことを覚えておいてください。

旅行者は身分証明書を求められたときパスポートしか身分を証明するものがありません。逆に言うと、パスポートがないと身分証明できず、連行されても文句は言えないのです。これはしっかりと覚えておいてください。

そう言う意味でも、パスポートは必需品なのですが、盗難などが後を絶えないので、パスポートのコピーでも良しとする、国と地域がありますので、事前に旅行先の日本大使館に問い合わせてみるもの良いでしょう。

たまに無礼な方がいることは確かですが、ほとんどの方がしっかりと対応してくれます。各国公館リストは以下からご覧になれます。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html 

まずは、しっかりと自分が訪れる国、そして、その国でもどこの地区に行くかによって管轄が違ってくるときもありますので、自分が行く地区を管轄としている大使館の連絡先をしっかりと確かめてください。また、各大使館のウェブサイトも参考にすると、地域情報が読める場合もありますので、ぜひ、参考にしましょう。

海外安全対策・危機管理情報シリーズ: このシリーズのとらえ方

海外安全対策・危機管理情報シリーズを始めようとしています。基本的にこれは、長期、短期、旅行などのにかかわらず、海外に行く人たち全般の人たちに役立つと思います。

このシリーズではあなたにとってとても非現実的なお話をするかもしれません。全てにおいてそうですが、あまりにも自分の今の日常とかけ離れていることに関しては、人間はその情報を脳に留めるという作業をしません。必要のない情報として処理されてしまいます。

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海外危機管理・安全対策シリーズ: はじめに

今回から、海外危機管理・安全対策に関するシリーズをお送りしたいと思います。これは海外留学をしようとしている方々や留学を控えたお子さんを持つ保護者の方々に呼んでほしいと思います。

実際あったことを書いています。非常に強烈なことを書くこともあります。しかし、海外全体がそういう所なのかというと、そうではなく、私達日本人の常識では計り知れないことが海外では起こり得るという注意だと思ってください。

「海外は怖い」という先入観だけで海外に出ない人や、間違った知識を持って海外に行くことが本当は怖いことなのです。

日本でも行ってはいけない所へ行くと危険にさらされる可能性が高くなる。日本でもしてはいけないことをしてしまうと、危険な目に会うことがある。

自分の住んでいる地域で安全に暮らせるのは、そういう知識があるからです。しかし、海外に出たら、その国や地域の常識がわからない。だから、ただ「怖い」となってしまいます。

今回のシリーズでは、無意味に海外を怖がることなく、どうすれば危険を避けることができるのかということを中心にお話したいと思います。

以下のような経験をしたことがあるでしょうか?なければ、非常に参考になると思います。

あなたは肌の色が違うというだけで、差別を受けたことがありますか?

あなたはアジア人だという理由だけで、取調べにあった事がありますか?

あなたはスリにあった事はありますか?

あなたはまだ幼い子供からアジア人と言うだけで侮辱を受けたことがありますか?

あなたはいきなり唾を吐き捨てられたことがありますか?

あなたは車に卵をぶつけられたことがありますか?

あなたは発砲されたことがありますか?

あなたはナイフを突きつけられたことがありますか?

あなたは爆弾を仕掛けられたビルから非難したことがありますか?

あなたは銃声を聞いたことがありますか?

あなたは置き引きにあったことがありますか?

あなたは見知らぬ人達にいきなり取り囲まれたことがありますか?

あなたはバスから振り落とされた事はありますか?

あなたには拳銃を護身用に持っている友達が居ますか?

あなたにはナイフを護身用に持ち歩いている友達が居ますか?

あなたの乗ったバスがジャックされた事はありますか?

あなたはカバンをナイフで切られたことがありますか?

あなたはカーチェイスをしたことがありますか?

ジャックしたバスで道をふさいでいる人間を見たことがありますか?

これらの出来事全て、私、または、私の周りで起こったことです。

ニュージーランド6年。グァテマラ2年。合計8年でたったこれだけだと少ないかもしれません。しかし、日本に居たらあまり経験しないことばかりではないでしょうか?

あなたはアジア人だというだけで差別にあう可能性があります。アジア人を好ましく思っていない人がいる。日本人を好ましく思っていない人がいる。当然の事なのですが、日本にいる限り、あなたがこういう人達から「被害を受ける」ことはまず無いでしょう。

海外に出れば、あなたは間違いなくアジア人。また、アジア人の中でも日本人。このことが良くも働き、悪くも働く。それを知ることになります。

あなたがアジア人であるということが、日本人であるということが、良く働く場合は良いのです。楽しんで下さい。悪く働く場合は、中途半端では済まないことがあります。前述したように、アジア人を好まない人が居る。ひどい場合だと危害を加えてくる。このケースは最悪です。

また、交通ルールも違います。例えば、日本なら人が優先です。これが世界の常識だと思ったらまず間違いです。世界の国々を見てきたわけではないですが、少なくとも車優先社会が存在することを私は知っています。

日本の常識が良い、悪い、外国の常識が良い、悪い、と言ったところで始まりません。そのような事はどうでも良いことなのです。大事なことは、あなたが住んでいるところのルールを知ること。そして、自分の身を守る術を身に付けること。これが最も大事なことです。

危険な地域に旅をして、自分の身に何も起こらなかった。「全く問題なかったよ」。ここまでは良い。「危険だって聞いたけど、大丈夫だよ。」 そんなことを平気でいう人達がいます。

その人達にはたまたま何もなかっただけかもしれません。旅行という短期間の滞在で、危険地域と言われる所を5分、10分歩いただけで、「大丈夫だったよ」と言うのは本当に無責任な発言です。

危険な地域を歩いてなんともなかったのですから、自慢をしたいのは分かります。何にもなかったからそういう自慢ができるのですが、住んでいる人間からすると、「あほちゃうか」と思うだけです。失礼ですが、そういう風に言わしていただきます。本当に迷惑な話です。

短期、長期、どこの国に行くのかに関係なく注意して欲しいのは、あなたは既に日本から出ているということをしっかりと認識して欲しいのです。頭では分かっていても、体が日本にいる時のように振舞ってしまうのです。仕方がないのですが、何かあった時に、仕方ないと言えるかどうか・・・

一言に安全対策と言っても、どうして良いかわからないのが確かでしょう。また、海外に出る全ての日本人が犯罪に出会うこともないので、いまいち安全対策と言われてもピンとこないかもしれません。しかし、本シリーズに書いてあることをしっかりと頭に入れて下さい。危険な目に会うのは出来るだけ避けて欲しいです。本当に恐いですからね。

そこで、危険な目に会わないようにするにはどうすれば良いのか。当たり前の事ですが、危険なところに近づかないことが一番です。当然、国によって危険度も違ってきますし、同じ国でも地域によって違ってくるでしょう。

そこで当たり前の事から、私が長年海外に居て経験したことから自然と覚えた危険回避法をここでご紹介したいと思います。読んで終わるのではなく、必ず、実行に移してください。

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